明治2年 下京第14番組小学校
明治7年 修徳小学校
平成4年 洛央小学校
この資料は、京都の小学校の建営事情を当時の京都府知事が、典事西尾為忠に命じて作り、熊谷直孝に書かせて、摺本として各学校に配布したもので、以下に主要部分のみの読み下しを記した。
関連記事 ⇒ 明治天皇行幸地 小学校
番組小学校 ・まとめ041 番組小学校
明治2年 下京第14番組小学校
明治7年 修徳小学校
平成4年 洛央小学校
この資料は、京都の小学校の建営事情を当時の京都府知事が、典事西尾為忠に命じて作り、熊谷直孝に書かせて、摺本として各学校に配布したもので、以下に主要部分のみの読み下しを記した。
関連記事 ⇒ 明治天皇行幸地 小学校
番組小学校 ・まとめ041 番組小学校
明治2年 下京第15番組
高松小学校
明治15年 有隣小学校
平成4年 洛央小学校
学校を支えた地域社会
番組小学校は今日の「総合庁舎」として大きな役割を果たしていたが、
その維持運営にかかる経費は地元にとって重い負担となっていた。
そこで各学校では、住民が出資した金で「小学校会社」をつくって預金・貸付けなど金融業務を行い、
その利潤を運営経費などに充てていた。
また子どもがいるいないなかかわらずの地元で竈(かまど)を持つ家は
すべて「年二分」を負担する(いわゆる『すまど金二分』)ということも行われるなど、
地域が一体となって学校を支えた。
書類箪笥
番組小学校 ・まとめ041 番組小学校
番組小学校の役割
町組会所兼小学校
番組小学校は教育の場であるとともに、現在の区役所、保健所、警察署、消防署、福祉事務所、気象台、集会所などの役割を担う、まさに総合庁舎として地域住民の拠点施設となっていた。
役所として 地域住民の行政や福祉の窓口が校内に置かれた。
保健所として 間知の美化衛生環境を守る事業のほか、種痘も小学校で行われた。
警察(交番)として 地域の治安を担う「平安隊」の屯所が置かれ、人相書なども配備されるなど、現在の交番としての機能を果たしていた。
消防署として 校舎には望火楼が設けられ、非常時には半鐘をならし「学校火消」の鎮火活動に協力するなど、地域防災の一端を担った。
気象台の時報係として 一定の時刻になると太鼓を打ち時をしらせていた。
明治2年 下京第4番組小学校
明治5年 階松小学校
明治8年 日彰小学校
平成5年 高倉東小学校
平成7年 高倉小学校
展覧御沙汰書 明治五年(1872) 元 梅屋小学校蔵
明治2年 上京第20番組小学校
梅屋小学校
平成7年 御所南小学校
番組小学校 ・まとめ041 番組小学校