念仏寺
功徳院と号し、天文21年(1552)然誉知覚上人によって再興されたといい、
浄土宗平等院に属する。
本堂に安置する本尊阿弥陀如来像は三縁寺の阿弥陀像と同じ形のもので、
高さ80㎝、白木造り、来迎印で衣文の彫りも鮮明な像です。
鎌倉時代後期の作とみられる。
本堂と表門は文政12年(1829)頃の再建とみられ、
華やかな蟇股や彫り物が多く、凝った造りをしている。
地蔵堂には、地蔵菩薩坐像があり、高さ1.38m、寄木造り、彫眼、右手に錫杖、
左手に宝珠をささげて結跏趺坐する。
定朝様に属する特色がある。
平安時代末期の半丈六の地蔵像。
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弘願寺 浄土宗鎮西派報恩寺に属する。
寺伝によれば、天正5年(1577)僧天誉誓念によって再興されたとつたえられる。
今の建物は寛政13年(1801)の火災後、文化11年(1814)の再建によるもので、
本堂内には本尊阿弥陀如来像を安置する。
他に地蔵堂・庫裡・薬医門などがある。
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