忙しかったりのんびりできたり、ちぐはぐな数日だった。しかし予想したとおり、今年のひとつの山場から開放された気分は本当に格別だった。開放されると何にもしたくなくなった。時間ができたにもかかわらず、珍しくブログも書かなかったし、読書もほとんどしなかった(まあ、一冊ぐらいはそれでも読んだが…)。いつもどおりは散歩ぐらいで、これも特にがんばりはしない。大きなプレッシャーから開放されると、人間はここまでしあわせになれるものらしい。まあそれでもこれからも出張が続いたりもするわけで、本当は忙しさは続くのではあるのだけれど、今回の山場に比べたら、本当になんでもないことのように思える。本当に今年の最大の山は越えてしまったのだ。
つれあいから聞いた話。子供達と話をしていて、長男に「将来東京の大学にでもいったら」というような展開になったらしい。どういう大学ということは別に問わない。そういうこともあるかもしれないね、ということである。すると長男は困った顔をして、「朝何時におきたらいいの?」と問い返したそうだ。自宅から通う気らしい。それも飛行機で。
ラグビーのワールドカップは、結局一度も映像で観る機会が無かった。南アフリカが優勝し、アルゼンチンが3位となった。個人的にはフランスとアルゼンチンの試合を観たかった。両国は今回二度も戦ったのだけれど、二度ともアルゼンチンが勝った。フランスは開催国だったので、さぞかし悔しい思いをしただろう。しかしながらラグビーはすっかり南半球が強くなったという印象がある。今後もこの流れが続くものだろうか。英国はラグビーではスコットランドやウェールズなどと別れて戦う伝統になっているが、統合されるとやはり一番強いのではないか。いや、やはりスタイルは違うわけで、そう単純にはいかないのであろう。それにやはり違う国なんだろう。僕はフランスも含めた五カ国ラグビー(追記:最近イタリアも加わって六カ国になったらしい)も好きなので、冬になったらこの中継を楽しみに待つことにしよう。
インドではクリケットが最も人気のあるスポーツらしい。4億以上の人がテレビ中継に熱中するのだという。プロスポーツというものは、根本的に何か米国とは違う流れで発展している気がする。もちろんそのほうが面白いのでそれでいいが、経済に限らずグローバルなものは統一の方向なのではないのではないか。
そういえばG8の蔵相会議でもサブプライムの問題が想像以上にでかかったことも分かった。日本も当然協調路線をとることになって、金利引き上げは見送られることになるだろう。まあ、詳しくは専門を見て欲しい。しかしながらそういうことが続くと、思ったより早く、先進といわれていた国の凋落が始まっているのかもしれない、などとも思う。もちろんあとから発展する方が世界経済を引っ張るのはいいことだとも思うのだが、日本も身のふり方をもう少し考えたほうがいいような気がする。結局は軍事再編も米国の計画通り日本は従っているだけである。必ずしも間違っていないのかもしれないが、なんだかなあ、という気がしないでもない。特に米国に凋落は目に見え出しているのではないか。
原油の先物は相変わらず高値が続いている。米国とにらみ合っているイランに投資して、石油を増産してもらうといいんじゃないかと思うが、これも妨害の方が大きいのだろうな。残念だ。しかしながらイランの発展も思ったより早そうだ。イスラエルとドンパチやるのも困るけれど、報道で見るより有望な国なのではないか。
バイオ何とかとか言っているが、将来のエネルギーはちっともまかなえないことは明確らしい。それよりやはり原子力の実用の方が話が早いのだが、核の拡散問題があり、発展途上国に拡散する危険を冒すより、石油を利用した方がいいという思惑があるとも聞く。いくら中国がたくさん使うとはいえ、石油はまだまだ100年先ぐらいまで利用可能という試算があるらしいじゃないか。燃料は安いから利用しがいがあるので、高くなったら代替しなければしょうがないのである。その上、ここまで石油が高くなると、産油国であるロシヤは益々強くなり、新冷戦が始まるとも言われている。そのほうが都合のよい人たちもいるのだろうが、多くの人は迷惑だろう。今の不安定さはブッシュまでの問題だという意見もあるが、悠長に待っていて解決するようなことでもない。ヒラリーが保護色の強いことは有名だし、いづれにしても距離感が近すぎて共倒れになりそうで不安である。
つれあいから聞いた話。子供達と話をしていて、長男に「将来東京の大学にでもいったら」というような展開になったらしい。どういう大学ということは別に問わない。そういうこともあるかもしれないね、ということである。すると長男は困った顔をして、「朝何時におきたらいいの?」と問い返したそうだ。自宅から通う気らしい。それも飛行機で。
ラグビーのワールドカップは、結局一度も映像で観る機会が無かった。南アフリカが優勝し、アルゼンチンが3位となった。個人的にはフランスとアルゼンチンの試合を観たかった。両国は今回二度も戦ったのだけれど、二度ともアルゼンチンが勝った。フランスは開催国だったので、さぞかし悔しい思いをしただろう。しかしながらラグビーはすっかり南半球が強くなったという印象がある。今後もこの流れが続くものだろうか。英国はラグビーではスコットランドやウェールズなどと別れて戦う伝統になっているが、統合されるとやはり一番強いのではないか。いや、やはりスタイルは違うわけで、そう単純にはいかないのであろう。それにやはり違う国なんだろう。僕はフランスも含めた五カ国ラグビー(追記:最近イタリアも加わって六カ国になったらしい)も好きなので、冬になったらこの中継を楽しみに待つことにしよう。
インドではクリケットが最も人気のあるスポーツらしい。4億以上の人がテレビ中継に熱中するのだという。プロスポーツというものは、根本的に何か米国とは違う流れで発展している気がする。もちろんそのほうが面白いのでそれでいいが、経済に限らずグローバルなものは統一の方向なのではないのではないか。
そういえばG8の蔵相会議でもサブプライムの問題が想像以上にでかかったことも分かった。日本も当然協調路線をとることになって、金利引き上げは見送られることになるだろう。まあ、詳しくは専門を見て欲しい。しかしながらそういうことが続くと、思ったより早く、先進といわれていた国の凋落が始まっているのかもしれない、などとも思う。もちろんあとから発展する方が世界経済を引っ張るのはいいことだとも思うのだが、日本も身のふり方をもう少し考えたほうがいいような気がする。結局は軍事再編も米国の計画通り日本は従っているだけである。必ずしも間違っていないのかもしれないが、なんだかなあ、という気がしないでもない。特に米国に凋落は目に見え出しているのではないか。
原油の先物は相変わらず高値が続いている。米国とにらみ合っているイランに投資して、石油を増産してもらうといいんじゃないかと思うが、これも妨害の方が大きいのだろうな。残念だ。しかしながらイランの発展も思ったより早そうだ。イスラエルとドンパチやるのも困るけれど、報道で見るより有望な国なのではないか。
バイオ何とかとか言っているが、将来のエネルギーはちっともまかなえないことは明確らしい。それよりやはり原子力の実用の方が話が早いのだが、核の拡散問題があり、発展途上国に拡散する危険を冒すより、石油を利用した方がいいという思惑があるとも聞く。いくら中国がたくさん使うとはいえ、石油はまだまだ100年先ぐらいまで利用可能という試算があるらしいじゃないか。燃料は安いから利用しがいがあるので、高くなったら代替しなければしょうがないのである。その上、ここまで石油が高くなると、産油国であるロシヤは益々強くなり、新冷戦が始まるとも言われている。そのほうが都合のよい人たちもいるのだろうが、多くの人は迷惑だろう。今の不安定さはブッシュまでの問題だという意見もあるが、悠長に待っていて解決するようなことでもない。ヒラリーが保護色の強いことは有名だし、いづれにしても距離感が近すぎて共倒れになりそうで不安である。