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与謝野支持が13名でトップと書いてあるので何のことかと思ったら、官僚のアンケートだった。増税が現実的だと考えているのは、仕事をする原資だから当然だろう。まあ、政治がどうこういじっても、本当に経済が良くなるかなんてわかりはしない。何をやっても見方を変えると害にしか見えないような事をするのがマスコミで、麻生を揶揄するにはこのような視点しかなかったのかもしれない。ということは、現時点で限りなく麻生だということが分かるわけで、麻生と小沢の一騎打ちということなんだろう。負け戦なんだからそれでいいかということなのか。しかし、権力というものは必ずしも世論とは一致しない。今までは愚民だったから何十年も居座われたのだが、もう後はない。少なくとも一番怖がっているのは官僚であるということなのだろう。また、小池で再編という話はどうなったのだろう。いや、あくまでこの後の話ということなんだろうか。何にしても早いところ選挙をやんないかな、というのが正直なところではある。単に今は先送りの停滞であることに変わりはないのだ。
それにしても三笠フーズはやってくれたものだという感じだ。ここまでくると誰も彼もあきらめるよりない空気が漂ってきた。どんどん捨てられてまったくエコロジーだよ。サブプライムローンというのはこのような金融商品だったということも図式としては分かるわけで、どんどん連鎖して被害が拡大してどこまで膨らんでいくのだろうか。どこかで手を打たなければ、山火事は広がり続けるだけだと思う。
毒性のことがいわれているけれど、早い段階で極めて関係がないことはすでに分かっている。三笠の方もそこまで健康には被害がないと確信してやっていたわけで、やはりそのために罪の意識も薄くなったのかもしれないとは思う。プロの仕事すぎて、結局やりすぎてしまったわけだ。安すぎてとても採算が合わないために、他の業者が見向きもしないものを電話一つで買い取ってくれたという証言もある。業界ではかなり以前から怪しいとはいわれていたらしく、まあ、触らないでおこうという範囲を超えてしまったのだろう。分からなかったというより、分かりすぎていたのかもしれない。しかし結末は本当に分からなかったのか。いづれ担当が変わる仕事の恐ろしさである。
金正日以後の動きが騒々しくなってきた。権力が息子たちへ移行するか、側近か軍か事実上の夫人へか、などと憶測は飛ぶが、中国ロシア米国次第なのは間違いがない。面白がるのは不謹慎だが、軍事バランス次第ではじける感じがしている。当事者韓国においても、一緒に沈没する恐怖から逃れられないだろう。統一して支えられるほど甘い話ではない。できれば先送り、ということが続いて現在のバランスになっていることは間違いがなく、絶好のチャンスなのに判断を決めかねているようにも見える。しかしながらここに来てもよそ事である日本というのはどうなんだろうか。拉致問題以外は別モノなんてやはり寝ぼけるのか。今が仕事の時だと外務省が思っているのかどうなのか。