昨日の帰りの羽田空港で搭乗口までの移動中、ふと雑誌でも覗いてみるかという気になって売店に立ち寄ろうとしたときに、オリンピックのスピードスケートの映像が目にとまった。ツイッターで結果は知っていたし、おそらく僕以外の人たちもそれは一緒だったのではないかとは推察される。僕はそのままその映像を見るために立ち止まったのだが、ふと気がつくと僕の周りだけでもちょっとした人だかりになっていくのであった。そうして一連の映像を見終わったときには、その場にいた人たちは一様にこやかな安堵の表情を浮かべ、今にも肩でも叩きあってもよさそうな雰囲気の連帯感が生まれているのが感じられた。実際笑いあっている人もいる。ああ、これがオリンピックの魔術というものかもしれないと思ったことだった。普段でもスピードスケートの大会などはテレビで放映される機会もあるのかもしれないが、おそらくほとんどの人にとっては、失礼ながら見向きもしないのではあるまいか。メダルを取ることだけが大切だとも思わないが、選手の頑張りが、ものすごい力で伝播していくことは間違いあるまい。今更ながらだが、オリンピックは侮れないイベントのようである。
20100215 NBC 政見放送 松下みつゆき氏
NHKのより少し上手い気がするけど錯覚か。袖まで汚して奥さんに怒られないんだろうか。
NHKのより少し上手い気がするけど錯覚か。袖まで汚して奥さんに怒られないんだろうか。