科学を考える

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

私立中高一貫校 都立高校で予備校講師が支援のニュースを見て 個人的感想 参考用 

2022-12-27 07:35:59 | 日記
先日、
経済的な事情を抱える生徒の大学受験を支援するため、2023年4月から都立高校で、予備校の講師などが講習を行うことになった。

東京都教育委員会によると、講習は都立高校で民間の予備校や塾の講師を招いて行われ、
放課後や週末、長期の休みに受験で配点が高い英語や、苦手な生徒が多い数学を主に指導するという。

生徒は無料で受講することができ、費用は都教委が負担し、2023年4月から開始される見通し。

経済的な事情で十分な受験対策ができず、進学や進路を諦める生徒を減らす狙いがあるという。

2021年度の都立高校の卒業生の大学進学率は58.5%と、
前の年より2.7ポイント増えたが、過去10年間の進学率は51~55%台にとどまっている。

というニュースを見かけました。
この経済的な事情と言うのが、何を差すのかが、まだ決定ではないようです。
恐らく世帯年収だとは思いますが、なぜ今この対策をしたのか?

奨学金問題で、収入の低い家庭出身の子どもは、返済時、
社会人になっても、返済に苦しんでいるなど、ニュースなどで、
目にすることが多いです。
でも、これは、進学できた人の話なのですよね。
経済的に予備校に通えない家庭を支援する。
自宅から通学できる大学に通学できれば、特に国公立なら、
そんなに負担は大きくありません。
文系なら、アルバイトで何とかする学生もいます。
でも、進学先が私立なら?
また、奨学金問題が浮上するのでは?

実際予備校って、高いのですよ。
私の地元は、恐らく最低賃金が安いため、
予備校の金額は低く設定されていると思いますが、
3教科で4万円ぐらいです。
大手予備校は、コースや授業によるようですが、
60万円~で、浪人生は、100万円単位になるようです。
なかなかのお値段となります。

確かに予備校は高いです。
でも、大学進学後はどうしたらいいのか?
そこまで考えていかないと、大変なことになります。
確かに、まだまだ日本は学歴社会で、大卒でなければ、
取得できない資格もたくさんあります。
また、今、大卒でなければ、入社試験さえ受けられない会社も、
かなり増加しています。
そういう意味では、大学卒業というある意味資格は、必要でしょう。
でも、通学し、奨学金返済という負の連鎖は、なかなか断ち切れる問題ではないのでは?
そう思いました。











コメントを投稿