今日、ネットを観ていたら、どうも朝の情報番組で、
国民年金の支払いが、20―60歳までが、65歳までの45年間に伸びる可能性があると、
放送されたようですね。
ここ近日、自分の年金のことをブログに書いていますが、
ああ、やはり伸びていくのか…
と言うあきらめに近い思いを感じました。
そこで思い出したのが、この本です。
七十歳死亡法案可決 垣谷美雨 著
2020年2月に「70歳死亡法案」が可決された。
これにより、日本国籍を有する者は誰しも70歳の誕生日から30日以内に死ななければならなくなった。
例外は皇族だけ。政府は安楽死の方法を用意する。
この法律が施行されれば、高齢者による国家財政の行き詰まりがたちまち解消される。
2022年4月1日から施行される。
すでに70歳を超えているものを含め約2200万人で、次年度以降は毎年150万人前後で推移する。
年金制度の崩壊を防ぎ、医療のパンク状態を解決する。
だけど、火葬場が足りないのが問題になっていきます。
長寿は、国の財政を圧迫する原因となっただけでなく、介護する家族の負担を解決する。
55歳の宝田東洋子は喜びを嚙み締めていた。
わがまま放題、ねたきりの84歳の義母の介護に追われた十五年間。
夜中にも何度も呼ばれ、排泄物の処理なども重労働なのだ。
58歳の能天気な夫、30歳の無関心な娘、29歳の引きこもりの息子と家族はみな勝手ばかり。
介護を、自宅でする家庭は、意外と、家族は協力性がない家庭が多いのです。
小学生のころ、「姥捨て山」と言う本を、図書館で読みました。
最終的には、親孝行の息子と母親が救われるのですが、
今長寿社会となった日本にとって、そんなに長生きは「なりたい」と思う人は少ない。
ニートの子どもを養う親は、長生き願望は高いですが、それ以外は?
お金に余裕があり、アクティブに生きている人や生きがいのあるシニアはいいかもですが、
かなり少数派だと思います。
私が子どものころ、敬老の祝いは、決まって、
「おじいちゃん、おばあちゃん、長生きしてください」でした。
現代と違い、100歳まで生きていれば、国から表彰されると言う時代でした。
長く生きれば、認知症などもなりやすくなり、病気もならないとは限らない。
そうなれば、家族に、迷惑をかけてしまう。
老後介護施設も、大半の人が行きたくて行く先ではない。
実際、祖母は、周囲の兄弟や友人が亡くなってしまったとき、
「長生きは楽しいものではない」
と、話していました。
ちなみに、祖母は、介護施設に入ることなく、83歳まで自宅で過ごしていました。
ボケることもなく、家事ができたことも大きいですね。
この本の題名を見た時、我が子には迷惑をかけたくないので、
私としては、現実にあっても、悪くないなと思いました。
実際、何歳まで生きるか、健康不安もあるため、老後と言うには、不安だと思います。
もしそうなったら、確実に景気が良くなります。
70歳までに使わないと、損!!
そう思えるからです。
でも、家庭によっては、子どもに止められそうですね。
自分に残しておけと(笑い)
今の時代って、親世代は損だと思うのですよ。
親ガチャとか言われて、子供の意見を尊重しないと、
毒親呼ばわりされる。
子どもが結婚・出産すれば、手伝ってほしい。
それでいて、介護は、ノータッチになる。
介護をしてもらえないなら、自分の好きに、
時間もお金も使いたいと思うのが、人情だと思います。
確かに、私も我が子には迷惑をかけたくはありません。
でも、死ぬとわかっているなら、自分の働いて貯めたお金は、
やはり好きに使いたいなあと思うわけです。
我が家は、我が子が一人っ子なので、
遺産相続はもめることはないですが、問題は、その時のパートナーですね。
がめつい人なら嫌だな(笑い)とはいえ、たいして残せそうにはないのですが…
何はともあれ、映画「老後の資金がありません」を書かれた作者です。
面白い本ですので、ぜひ一度くなさってみてください。
国民年金の支払いが、20―60歳までが、65歳までの45年間に伸びる可能性があると、
放送されたようですね。
ここ近日、自分の年金のことをブログに書いていますが、
ああ、やはり伸びていくのか…
と言うあきらめに近い思いを感じました。
そこで思い出したのが、この本です。
七十歳死亡法案可決 垣谷美雨 著
2020年2月に「70歳死亡法案」が可決された。
これにより、日本国籍を有する者は誰しも70歳の誕生日から30日以内に死ななければならなくなった。
例外は皇族だけ。政府は安楽死の方法を用意する。
この法律が施行されれば、高齢者による国家財政の行き詰まりがたちまち解消される。
2022年4月1日から施行される。
すでに70歳を超えているものを含め約2200万人で、次年度以降は毎年150万人前後で推移する。
年金制度の崩壊を防ぎ、医療のパンク状態を解決する。
だけど、火葬場が足りないのが問題になっていきます。
長寿は、国の財政を圧迫する原因となっただけでなく、介護する家族の負担を解決する。
55歳の宝田東洋子は喜びを嚙み締めていた。
わがまま放題、ねたきりの84歳の義母の介護に追われた十五年間。
夜中にも何度も呼ばれ、排泄物の処理なども重労働なのだ。
58歳の能天気な夫、30歳の無関心な娘、29歳の引きこもりの息子と家族はみな勝手ばかり。
介護を、自宅でする家庭は、意外と、家族は協力性がない家庭が多いのです。
小学生のころ、「姥捨て山」と言う本を、図書館で読みました。
最終的には、親孝行の息子と母親が救われるのですが、
今長寿社会となった日本にとって、そんなに長生きは「なりたい」と思う人は少ない。
ニートの子どもを養う親は、長生き願望は高いですが、それ以外は?
お金に余裕があり、アクティブに生きている人や生きがいのあるシニアはいいかもですが、
かなり少数派だと思います。
私が子どものころ、敬老の祝いは、決まって、
「おじいちゃん、おばあちゃん、長生きしてください」でした。
現代と違い、100歳まで生きていれば、国から表彰されると言う時代でした。
長く生きれば、認知症などもなりやすくなり、病気もならないとは限らない。
そうなれば、家族に、迷惑をかけてしまう。
老後介護施設も、大半の人が行きたくて行く先ではない。
実際、祖母は、周囲の兄弟や友人が亡くなってしまったとき、
「長生きは楽しいものではない」
と、話していました。
ちなみに、祖母は、介護施設に入ることなく、83歳まで自宅で過ごしていました。
ボケることもなく、家事ができたことも大きいですね。
この本の題名を見た時、我が子には迷惑をかけたくないので、
私としては、現実にあっても、悪くないなと思いました。
実際、何歳まで生きるか、健康不安もあるため、老後と言うには、不安だと思います。
もしそうなったら、確実に景気が良くなります。
70歳までに使わないと、損!!
そう思えるからです。
でも、家庭によっては、子どもに止められそうですね。
自分に残しておけと(笑い)
今の時代って、親世代は損だと思うのですよ。
親ガチャとか言われて、子供の意見を尊重しないと、
毒親呼ばわりされる。
子どもが結婚・出産すれば、手伝ってほしい。
それでいて、介護は、ノータッチになる。
介護をしてもらえないなら、自分の好きに、
時間もお金も使いたいと思うのが、人情だと思います。
確かに、私も我が子には迷惑をかけたくはありません。
でも、死ぬとわかっているなら、自分の働いて貯めたお金は、
やはり好きに使いたいなあと思うわけです。
我が家は、我が子が一人っ子なので、
遺産相続はもめることはないですが、問題は、その時のパートナーですね。
がめつい人なら嫌だな(笑い)とはいえ、たいして残せそうにはないのですが…
何はともあれ、映画「老後の資金がありません」を書かれた作者です。
面白い本ですので、ぜひ一度くなさってみてください。
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