昔から使い古された言葉ですが、真理を語っていると言えます。
子どもの時には、夏休みを満喫したくて、宿題はするものの、
予習・復習は無頓着でした。
ただ小学校の宿題の不思議なところは、
そんなに完璧に理解していなくても、宿題ができてしまうところ。
中・高だと、こうは行きません。
受験生の多い都市部の小学校の場合、塾での勉強を考慮して、
宿題は比較的少なめの学校もあるようです。
我が子は、今年私立中高一貫校に合格しましたが、
夏休み中主にしたのは、「小学校・今まで習った中学校の復習」です。
なぜ小学校?
と思われそうですが、まずほとんどの人が、小学校時代どの教科も、
どの章も完璧です!!とは言えないと思います。
比較的理科が得意の我が子でも、人体は苦手でしたし、
算数にさかのぼって、面積・体積はさせました。
というのも、空間図形の難問は回答できても、
基本中の基本の扇形の解き方を忘れている。
三角柱・三角錐なんて、ごちゃごちゃ。
地理も、小学校で習った地域の特色も今一つ。
なので、戻りました。
戻ったことで、理解度が増しました。
ちなみにおすすめは、
ネットで無料ダウンロードできる
ちびむすちびむすどりるドリル
回答方法までは掲載されていませんが、いろいろな問題があるので、
本屋が遠い我が家は、重宝しました。
そして、今まで一度も口にしなかった
「自ら問題集を買って解く」
ということを実行するようになりました。
今までは、親に言われて、買ってもらって、するという誘導型でした。
ですから、新品同様の問題集も多い。
それが、本屋に行き、
「これがわかりやすいから、買って」
というようになりました。
また、何度も解くように、ノートに回答を書く。
ずいぶん変わったものです。
受験を制すは、夏休みは時間があるから、復習も予習もしやすいということがあると思います。
実際親としての手ごたえは、
「夏休み前よりも確実に成長している」
と感じています。
なぜ自分からそうするようになったのか?
次回はそこに焦点を当てます。