性風俗業の従事者がコロナ給付金をもらえないのは職業差別であるという裁判があって、差別は合理的であるという決着であった。
性風俗は短期的な金儲けという感があるので、会社経営者は別として働き手が支援金を要求するのはおかしいような気もするが、飲み屋がもらえるなら自分達ももらえるはずというのは正論ではあると思う。
職業に貴賎なしという建前論を逆手に取った難癖というのがごく普通の感想なのだが、裁判までするというのだから、金銭の損得勘定を超えたものがあるのだろう。
結局のところ、なぜカラダを売ってはいけないのかという議論にケリをつけなければ、この話は前に進まないだろう。売ってはいけないんだけど、どうしてもそれによって金儲けをして人生を変えなければならない事情のある人を社会が黙認しているという面倒くさい構造があって、、、、まあ頭の良い人以外には手に負えないやつである。
分かるのは偽善者ホイホイであることだけだ。