今日(7月2日)は「半夏生」だ。ん? なんだそれ? うむ、「七十二候」の一つで、農作業の大切な目安とされ、田植えは「夏至の後、半夏生に入る前」とされる。この頃から梅雨が明ける。ん?今年の梅雨入りは6月26日だったぞ! 話しがそれた。今回は“ハンゲショウ(半夏生)”いう花の話し。
<2017年6月30日>
◇ おーい、小次郎! そっちは半夏生じゃないぞ。手前、手前!
◇ そう、そう、もうちょっと前!
◇ そこで、お座り! OK。ん? 半夏生の花がよく分からない? うむ、花にズームしてみよう。
◇ ふーん、こんな花なんだ。
【ハンゲショウ(半化粧、半夏生)】
◇ ドクダミ科・ハンゲショウ属の多年生落葉草本植物。
◇ 原産地は、日本、朝鮮半島、中国、フィリピン
◇ 夏至を過ぎた頃に、10~15cmほどの穂状花序を葉の付けねにつける。花のすぐ下の葉の表面が白く変化し花弁の役目を果たす。ドクダミに似た独特の匂いを出す。
【由来】
◇ 一年の真ん中(7月2日頃)の「半夏生」の頃に咲く花の意味。
◇ 半化粧:葉の一部を残して白く変化する様子から。
◇ 片白草(かたしろぐさ):葉の片面(表面)だけが白くなることから、等。
◇ この様に白くなるから「半化粧」とも書く。
切り花として活けてみたので、それも紹介する。
◇屏風の虎とマッチするだろう?
◇ ん? 君の顔が邪魔だって? わかったよ、花に着目していいよ。
【写真一覧】
◇ハンゲショウ(半夏生) 北九州市若松区高塔山 2017年6月30日
◇アガパンサス(紫君子蘭) 福岡県糸島市 2018年6月17日~7月12日、2014年6月27日
◇フウリンソウ(風鈴草) 福岡県糸島市 2019年5月29日
◇ホタルブクロ(蛍袋) 福岡県糸島市 2019年5月13日、2018年6月4日
小次郎と夏の草花1-ハンゲショウ(半夏生)-