今年(2021年)もユウスゲ(夕菅)が咲いた。最初の一輪は6月12日。例年より1週間近く早い! 昼につぼみだったものが、夕方に一気に開花し朝には一気に萎む。自然の生命の妙だねえ。
<2021年6月16日 午後6時40分>
◇ 4輪咲いている。最初の1輪(6/12)から、日々、1~2輪咲いているが、6/17日は4輪。
◇ 淡い黄色は、夜に花粉を運ぶスズメガ(雀蛾)には目立つ色という。
夜の様子。
<午後10時頃>
◇ 小次郎クンが赤目になっている。※ 赤目補正機能は、レンズを見必要がある。
◇ 夜中が開花のピークとは………。ま、人に見てもらわなくても、花粉を運ぶ、蛾(が)の目にとまればいいわけだ。ライトのもとでは、白っぽくみえるね。
◇ 暗闇に浮かぶ姿は、妖艶でもある。
【ゆうすげの花(歌)ー石原裕次郎-】
ネットを調べると、「ゆうすげの花」の歌があった。
◇作詞:中山大三郎 作曲:久我山明 歌:石原裕次郎 発売:1989年
◇ YouTube:Link先 → ゆうすげの花ー石原裕次郎-
以下は、昨年!
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今年(2020年)もユウスゲ(夕菅)が咲いた。夕方から咲き始めて朝にはしぼむので、ホント、見るタイミングが難しい。写真は夕方の6時~7時30分撮影だ。
<2020年6月22日 午後6時17分>
◇ どこに咲いているか分かるかな? これ、2018年に唐津・ゆうすげの里で株分けして貰ったもの。株もずいぶん大きくなった。
◇ 茎が長いので、縦でないと全景が撮れない。だって、ボクも必須だもんね。ズームしていこう
◇ 左の萎れているのが昨夜咲いたもの。右のもっとしおれたものがに2日前のものだ。
◇ ユリに似ているけど………。
<2020年6月26日 午後7時32分>
◇ 今日も、4輪咲いた。もうちょっとで日暮れの午後7時32分。
◇ ん? 右の赤いのは? そっちはヒメヒオウギズイセン(姫桧扇水仙)だと思うよ。別途紹介しよう。
◇ 株が大きくなっているので、一日花だけど、日々新しいのが開花している。しばらくは楽しめそうだ。
◇ 因みに、就寝前の夜10時頃に小次郎のオシッコで庭に出るが、その時が開花のピークだ。
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以下は2019年のお話。
ユウスゲ(夕菅)の花を見たことがあるかな? この花は「夕方に花開き朝には萎む1日花」で見かける機会は少ないかもね。
<2019年6月17日 午後5時>
◇ 初めて花が一輪さいた! うれしいねえ、小次郎くん!
※ この株、昨年(2018年4月)に、唐津の「ユウスゲの里」のを株分けで入手。
<2019年6月20日 午後6時30分>
花をよく見てみよう。
◇ ユリに似ているね。「ユリ科」だが「ススキノ科」の分類もあるらしい。
<2019年6月29日>
◇ 小次郎くんとのコラボ。因みに、手前の「葉」はヒマワリなので、間違わないようにね。
◇ 流し目をしなくても、キミの方が目立つよ。(後ろの上の方がユウスゲ)
◇ 小次郎くん、あごを引いて! 撮影の時、いつもいっているでしょ!
ちょっと、ゴメン、花を中心にするからね。
◇ 萎れているのは、昨夜咲いたもの。
◇ 株は二つあるので………。三つの花が同時に開いた。
◇ 蜜を吸いに来て受粉してくれるのは「スズメガ」という “蛾(が)” で、吸いやすいようにラッパ型の花冠をしているんだって! ほー、キミは、ワンちゃんなのに、チコちゃんみたいによく知っているんだね。ここで、ユウスゲの勉強をしておくね。
【ユウスゲ(夕菅)】
◇ ユリ科・ワスレグサ属。※ススキノ科での分類も。
◇ 原産地:日本(本州・四国・九州) ※ 1870年代にヨーロッパに紹介された。
◇ 開花期:7 ~ 9月頃。虫媒花は「スズメガ」。淡い黄色は、スズメガには目立つ色といわれる。
◇ 語源は、「夕方」に咲いて葉が「スゲ」に似ている事から。別名はキスゲ(黄菅)
◇ 茎は細く、高さは100~150㎝。 うーん、台風が来たら倒れちゃうね。
◇ 花は1日花なので、一つの茎では、一つづつ開くことが多い。
<2019年7月2日 午後7時45分>
◇ 二つの株に三つの花! 今年は、7月2日がピークかな? 近寄って見よう。
◇ おー、みっつ咲き誇っている。
◇ ちょっと写りが! だって時間は午後7時45分(糸島はまだ、明るい)で、夕暮れ時だしね。以降は急速に暗くなる。フラッシュ撮影はスマホだとイマイチ!
◇ 引いて写真を撮ると、夕暮れの雰囲気。
◇ うーん、あと10分もすれば日が暮れる。夜は、満開が続くのだが……。
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株分けしてもらった「ユウスゲの里」について、ネット情報を転載しておく(抜粋)
【かれんな姿咲き誇る ユウスゲ見ごろ、唐津市 ー 朝日新聞デジタル(2019/6/30)ー】
佐賀県唐津市鎮西町串崎の「ゆうすげの里」でユウスゲが見ごろを迎えている。夕方に一面に 黄色の花々が開き梅雨空に可憐な姿を見せている。7月末まで楽しめるという。
ユウスゲは、日が沈みかける頃に咲くユリ科の植物で、翌朝にはしぼんで枯れてしまう。 地元の人たちが荒れ地を整備し、2006年から植栽を続け、現在8,000㎡に約25万本が咲き誇る。
当初から植栽に携わる「ゆうすげの里」代表の古館初美さん(71)は「一生懸命に手入れ しているので、多くの人に見に来てほしい。ぜひ夕日と一緒に楽しんで」と話している。
※ 写真は別記事
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おー、見事! 一度現地へ行ってみたいものだ。
【写真一覧】
小次郎とユリ(百合)ーユウスゲ(夕菅)-