こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と秋の草花-ハゼラン(爆蘭)-

2021-10-16 17:27:02 | 秋の草花

今回はハゼラン(爆蘭)だ。ハゼラン科の多年草で、明治時代に渡来し観賞用に栽培されるが、現在は多く野生化している。パパは子供の頃山で遊んでいて「ハゼにかぶれた」記憶があるといってる。うむかぶれる “ハゼ”は ハゼノキ(櫨の木)だ。後で勉強しておこう。

<2021年8月31日> 美咲が丘

花は小さい! この花は午後の2 ~ 3時間ほどしか開かないので “三時花” などども呼ばれる。円錐形のつぼみや丸い実の状態で見かけること

が多く線香花火を連想させる。ハゼランの名前はこのイメージから。

◇ ん? どこに花はあるの? 矢印で示そう。

◇ よ~く、見ると分かるだろう? 上から見ると、少し分かり易い。

◇ 左の方にある。

◇ 花は、直径数ミリととても小さいので気づきにくい!

歩道に伸びているけど、遠目だと分からない!

◇ こんな感じ。小次郎クンがクンクンしてくれたのだ分かった次第。

◇ 枝も細いので、分かんないよね。 ちょっと勉強をしておこう

【ハゼラン(爆蘭)】

◇ ハゼラン科ハゼラン属の多年草。

  別名にサンジソウ(三時草)、サンジカ(三時花)、ハナビグサ(花火草)がある。漢字では「爆蘭」「米花蘭」とも書く。

◇ 原産地:南米。渡来時期は明治時代。

◇ 葉は長さ数cmで多肉、互生する。夏に高さ30cmほどの茎の先に円錐花序を出す。

◇ 花は、直径3mmほどの赤い5弁の花をまばらにつける。

◇ この花は午後の2 - 3時間ほどしか開かないので、サンジカ(三時花)などとも呼ばれる。

◇ 円錐形のつぼみや丸い実の状態で見かけることが多く、線香花火を連想させる

 ※ うむ、線香花火のイメージにあうね

◇ 開花時期:8月末~10月

 【由来】諸説あり。

◇ 花がはじける(はぜる)ように次々と咲く様子からという説。

◇ 種子がはじけ飛ぶからという説

◇ 赤い丸い果実を、はじける線香花火に例えたという説、等も

  ※ 宣一クンは「はじける線香花火」説に一票。

◇ 茶色はボク(小次郎)のおしりだよ。はじけるようにさいているね。これが名前の由来らしい。

近くを見ると

◇一本がまっすぐ伸びている。

◇ よく見て、初めて、花が分かる。

側溝の横にもあったよ。

◇葉は分かるけど、花はよく見ないと分からない。

(かぶれる)ハゼ勉強をしておこう。ネット情報だけど………。

 パパは,小学生の頃、裏山で遊んで“かぶれた”記憶があるそうだ。お父さんが「うん、ハゼにかぶれたな!」といって、ハゼの木を教えて貰った。当時はハゼの木を区別できたが………。今は、すっかり忘れている。

【ハゼノキ(櫨の木) 】

◇ ハゼの木ははウルシ科漆属の落葉小高木。単にハゼとも言う東南アジアから東アジアの温暖な地域に自生する。別名は、リュウキュウハゼ、ロウノキ、トウハゼなど。

◇ 江戸時代頃に琉球王国から持ち込まれ、それまで木蝋の主原料であったウルシの果実を駆逐した。

  ※ ウルシほどではないが、かぶれる。

◇ 果実は薩摩の実とも呼ばれる。果実から木蝋(もくろう)を採取する。

◇ 原産地:東南アジア、東アジア。江戸時代に琉球から持ち込まれた。

※ 日本で古くから(現在の)「ヤマウルシ、ヤマハゼ」をハゼと称していたが、これらはウルシ科の樹木である

【由来】

◇ 種子の色(埴輪色)からの説が知られる「。

◇ 和名抄(932年)には、古代のハゼ(現在のヤマウルシ)に「黄木盧」の漢名をあげ、和名を「ハニシ」とした、旨の記述。

◇ ハニシは埴輪を作る職人、埴師(はにし)のことで、転じて埴土(埴輪を作る粘土)の色からきた説。

◇ ヤマウルシは秋の紅葉が美しく、これが埴輪の色に似ているのでハニシになり、ハジ、さらにハゼと変化した、と言われる。

お終い

コメント
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