こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と春の草花-セッコク(石斛)-

2022-07-01 16:45:08 | 春の草花

今回は、セッコク(石斛)だ。単子葉植物ラン科の植物。日本の中部以南に分布する。岩の上や大木に着生する“着生植物”である。デンドロビウム、岩薬(いわぐすり)、長生蘭(ちょうせいらん)とも呼ばれる。古くは薬として用いられていたという。

【着生(ちゃくせい)植物】

 生きている植物の樹幹や樹枝、あるいは露出している岩上などに固着する植物をいう。 コケ類、地衣類、藻類のほか、シダ植物、ラン科植物などに多くみられる。

<2022年5月8日>北九州市若松区(高塔山)

◇ 石斛ってどれだ? うむ、矢印で明示しよう

◇ 分かったかな? (庭の木にぶら下げた)割った竹に着生している。すごいねえ。因みに小次郎クンは気づいていない。

◇ 上から石斛と小次郎のツーショット 花をよく見てみよう

◇ ラン科の花だそうだけど………

◇ 竹も年季が入っているね。因みに、この石斛は30年ほど前から育てている由。ちょっと勉強しておく

【セッコク(石斛)】

◇ ラン科セッコク属(テンドロビウム属)の着生ラン。中部以南の山地や岩場に見られる。主に針葉樹林や常緑硬葉樹林に見られる。また、デンドロビウム、長生蘭(ちょう せいらん)、岩薬(いわぐすり)、古くは少彦薬根(すくなひこなのくすね)とも呼ばれる

◇ 原産地:日本(本州~屋久島)、朝鮮、台湾

◇ 開花時期は、4月~6月。最盛期は5月

◇ 花は、白、薄紅、薄紫、黄。大きさは2~3cmほどで、香りがよい。

【由来】

◇「セッコク」は中国での呼び名「石斛(せきこく)」が訛ったものとされる。

◇「デンドロビウム」はギリシア語で「樹木」意味するdendoron(デンドロン)と「生活」を意味するbion(ビオン)が語源。これは、他の木に着生する生態に由来する。

◇「岩薬」は、薬用に使われることから。「少彦薬根」は記紀神話の医療神である少彦名命(すくなひこなのみこと)に因む。

◇「長生蘭」は東洋ランとしての名称。

他を見てみよう

◇こっちは、プラスチックのネットに固着させて、竿にぶら下げている。 ん? 分かんないって? 

◇ 分かったかな? 

◇ あーあ、小次郎は向こうへ行ってしまった。ま、地面に近くないと興味がないみたいだね。

◇ こちらは、若干、赤みがかっている。

◇ 小次郎がぐるーっとまわて、最初の石斛の近くに来たので、再度、パチ!

お終い。

 

コメント
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