今回は、コチョウラン(胡蝶蘭)だ。ん? 胡蝶蘭? どうしたの? 高価な花だよね? うん、頂きものだよ! ボクの人徳、もとい“犬徳”かな? ま、かわいいからかもね。 因みに、胡蝶蘭も「セッコク」と同じく“着生植物”なので、鉢の用土は「水苔」や「バーク」だという。改めて、勉強しておく。
◇ 着生(ちゃくせい)植物
生きている植物の樹幹や樹枝、露出した岩などに固着する植物。着生相手から栄養を吸い取るわけではなく単に足場として利用する。対語は「地生(ちせい)」
◇ バーク
樹枝を細かく砕いてチップ状にしたもの。胡蝶蘭の生態に最適という。
<2022年6月19日>自宅
◇ すごく立派な花! 小次郎クンは負けそうだね。花にズームインしていこう
◇ こんな花なんだ! 勉強しておこう
【コチョウラン(胡蝶蘭)】
◇ ラン科コチョウラン属の多年生の着生植物。洋ランとして広く栽培される。
ラン系にはバルブ(ぷっくり膨らんでいる茎)を持つものが多いが、コチョウランはバルブを持たず、肉厚の大きな葉に水分や養分をためて成長する。
◇ 原産地は東南アジア(台湾、フィリピン、インドネシア、等)。明治時期にイギリスより渡来したと言われる。
◇ 開花時期は、4月~5月頃。※ 温室栽培で一年中花を咲かせることが可能
◇ 花は3枚ずつの花弁と萼弁。中央のコラム(ずい柱)は「雄しべ」「雌しべ(花粉塊)」「リップ」を繋ぐ。昆虫はリップに止まり中に入っていき授粉させる。
【名前の由来】
◇ 胡蝶蘭:「胡蝶」は平安時代の舞楽に登場する蝶の別名。「胡」には垂れ下がった髭の意味もある。花茎が垂れ下がり、その先に蝶が止まっているように見えたから。
◇ 学名(ファレノプシス)は、ギリシャ語の「蛾のような」の意味。花弁が羽根を開いている蛾に見えることから。
※ 海外では「蛾(ガ)」日本では「蝶(チョウ)」なのはなんでかな?
【地植えは出来ない】
◇ 寒さい弱い。15℃で成長を停止、7℃で凍るといわれる程
◇ 着生植物なので、土では息が出来ない。また、根腐れを興しやすい。
再度全景から見ていこう
◇ 3株あるので、全体が見やすいように角度をかえてみた。
◇ 小次郎のアップはここまで
◇ 中央のコラム(ずい柱)は「雄しべ」「雌しべ(花粉塊)」「リップ」を繋ぐ役目という。昆虫はリップに止まり中に入っていき授粉させるんだって。
根の方はどうなっているのかな?
◇ 茶色の破片が「バーク」らしい。
◇白っぽいのが根らしい。
鉢の中は………、植え替えの時には分かるけど………。ネットの写真を引用して見ておこう
※ 出展:hanasaku-gift.com
お終い