こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と夏の草花-ヤマボウシ(山法師)-

2022-09-19 15:29:39 | 夏の草花

今回は、ヤマボウシ(山法師)。6~7月に白い花を咲かせる落葉高木。由来は、比叡山延暦寺の僧兵である白い頭巾をかぶった“山法師”をイメージして名付けられたとされている。うーん、似ているのかな? ハナミズキ(花水木)にもとてもよく似ている。ハナミズキはアメリカヤマボウシともいう。違いも調べてみる。

<2022年5月15日> 美咲が丘

◇ どの木(花)? 

◇ 分かったかな? 別な角度からみると、

◇ こっちも分かり難いからマークを。

◇ これ、シンボルツリーかもね。

【シンボルツリー】

◇ 植栽スペースのある家庭で「その家の顔となる樹木」のこと。新築祝いや結婚祝いなどの記念樹として選ばれることもある。

◇ ヤマボウシは、春には花、夏には瑞々しいグリーン、秋には果実と紅葉、と、一年を通して楽しめる理想的な庭木と言われる。

◇ 人気のシンボルツリーをネットで調べてみた。

2019年の例では、ヤマボウシは1位、(似ている)ハナミズキは6位となっている。ま、人気は時代とともかわるようなので、一例だ。

話しがそれた。ヤマボウシの話しだ。

斜め上から見てみよう

横から見ると、平べったい

花のイメージは斜めの方が把握しやすい。

◇ こんな花なんだ! 白い花びらに見えるのは “苞”だってさ。因みに「苞(ほう)」は花の根元につく小型の葉。そう、葉っぱなんだ。

【ヤマボウシ(山法師)】

◇ ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。高さは10m~15mにもなる。

  初夏を代表する花木で、花びらのように白く見える総苞片(そうほうへん)をつけて花を咲かせる。山林などに自生する木であるが、花、実、紅葉が観賞の対象にされ、街路樹や庭木などにも植えられる。

◇ 原産地は日本、朝鮮半島、中国。 沖縄、九州、本州の山地に自生している。

  ※ 江戸時代には欧米に逆渡来し、美しい花木として人気を博している。

◇ 開花時期は5~6月頃。4片の白い苞の中心に淡いグリーンの花を咲かせる。9月頃に赤い実が熟す。11月頃には紅葉が楽しめる。

 【名前の由来】

比叡山延暦寺の僧兵である白い頭巾をかぶった山法師をイメージして名付けられたとされている。うーん、中心の緑の球体が坊主の顔で白い4片の苞が頭巾なのかな? 

※「山法師」は 比叡山延暦寺の僧徒。特に、平安末期頃から僧兵として武力を振るった者をいう。

【ヤマボウシとハナミズキ】

違いを見てみよう。写真は GardenStoreyより

◇ 左が花水木、右が山法師。とてもよく似ているね。因みに、ヤマボウシは日本原産、ハナミズキはアメリカ原産。

 ※ ハナミズキは「1912年にワシントンに贈ったサクラの返礼として日本へ贈られた木」として知られている。

改めて、他の場所も含め、ヤマボウシを見てみよう

<2020年6月3日> 花瓶

他の場所を見てみよう

<2017年6月26日> 荻浦

◇ びっしり咲いているねえ。

お終い

 

コメント
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