今回は、グラジオラスだ。アヤメ科で、日本には自生種はなく園芸植物として植えられているという。別名は「トウショウブ(唐菖蒲)」「オランダショウブ(阿蘭陀菖蒲)」。すらりと伸びた花茎に整然と並んで咲く姿は凛として勇ましささえ感じると云われる。。鋭い形の葉とともに欧米で「ソードリリー(Sword lily)=剣の百合」と呼ばれる。
<2021年6月19日>
◇ ここはJR美咲が丘駅近く。(美咲が丘の)案内板の近くに咲いていた。自生種はないそうだから、近くの方が植えて世話をしているのだろう。 ズームしていこう。
◇ ん? 2本伸びている。一本は、まだ、つぼみだけだ。
◇ 花は、下から咲いていき、下から萎むようだね。上のほうはまだ、つぼみ。
◇ 白のグラジオラスもいいねえ。 上から見てみる。
◇ この角度もいい!
◇ うむ、キレイだ。ま、ピントがイマイチ。 名前の由来になった“葉”も見てみよう。
◇ 周りに咲いているのは、ガザニアソフトクリームだ。
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ここで、グラジオラスについて勉強しておこう
【グラジオラス】
◇ アヤメ科グラジオラス属の総称
◇ 原産地:アフリカ・地中海。渡来は明治時代。
◇ 開花時期:6月~9月。
◇ 花は、花茎の下から順次開花していき、下から萎れていく。
◇ 花色は、赤、黄、橙、白など。
【薬効】
根は湿布薬の材料に使われる。
【名前の由来】
古代ローマの剣(グラディウス)に由来する。葉がこの剣に似ているからだが、一説には「花が咲く前の一連のつぼみが剣のようだ」との意見もある。
※ 小次郎クンは「開花前のつぼみが剣に似ている」に一票!
【グラディウス(武器)】
◇ 刀剣の一種。古代ローマの兵士や剣闘士が使った。
◇ 刃渡りは50㎝で柄をを入れても70㎝ほどで剣としては短い。
◇ 幅広の両刃で先端が鋭角に尖っている。
「グラディウスの剣」とも表記されるが“重言”である。
※ 重言(じゅうげん)
同意の語を重ねた言い方。「豌豆豆(えんどうまめ)」「電車に乗車する」、「馬から落ちて落馬した」の類。
◇ 帝政ローマ以降は、スパタと呼ばれる長剣がローマ軍に主力になっている。
5日後
<2021年6月24日>
◇ 駅前に向かっての構図。正面には可也山が見えるのだけど……… 今回は、2本共に咲いている。
◇ 一本の茎は、先端が開花して下の方は萎んでいる。つぼみだけだったもう一本は、下の方が咲いて、上はまだつぼみ。
◇縦に撮影。
◇ つぼみと比較出来る構図だね。
◇ 萎んだ花との構図
◇開花真っ最中の花
◇ 背景を含んだ構図。 うーん、これもいいねえ。
お終い
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