こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎とユリ(百合)-黄金オニユリとオニユリのコラボ 2021-

2021-07-14 15:32:17 | 小次郎とユリ(百合)

オニユリと黄金オニユリを育てている。今年(2021年)の様子を順次取り上げていく。先ずは、黄金オニユリが咲いた。オニユリの方はちょっと遅れて咲くようだ。

つぼみは黄金「オニユリが8個」、「オニユリが12個」、開花状況を、順次、報告するね

【黄金オニユリ】

6/23:1輪 6/25:2輪、6/27:3輪、6/28:4輪、6/30:5輪、

7/2:開花の合図は日の出!?、7/4:7輪、7/7:最後の一輪(8輪) 

【オニユリ】

7/9:1輪、7/11:2輪、7/14:5輪

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オー、黄金オニユリが一輪咲いた!

<2021年6月23日>

◇ 黄金オニユリが一輪開花。 まずは、ボク(小次郎)んちの黄金オニユリのルーツを紹介する。

【黄金オニユリ】

◇ 環境省のレポートでは、黄金オニユリは1922年に、対馬の「上県町女連(かみあがたまち・うなつら)」で発見され、対馬が唯一の産地となっている。

◇ 自生は対馬のみであるが、心無い者により自生はほぼ皆無となっている。

◇ 対馬野生生物保護センターが3ヶ月に1回発行しているニュースレータの「とらやまの森」2001年1月号には『現在、上対馬町の自生地では細々であるが2本の開花株がある』とある。※ 絶滅の危惧があるとも

【ボクんちの黄金オニユリ】

◇ 美咲が丘に在住のかたより入手。この方は、(原産地の)対馬で黄金オニユリの保存育成に携わる方から10数年前に株分けして貰ったそうな。うむ、希少価値があるんだ。

◇ そして、多くの人に見てもらいたい。株分けしてもいいですよ! とのこと。

◇ 2019年の秋に、株分けで一つ頂いた。そして、その鱗片で増やすことに挑戦。

◇ 鱗片を取った残りの本体は、翌年。咲いた。鱗片のからのは、来年ぐらいに咲くかな?

◇ 玄関で、ボク(小次郎)の両脇に鉢を置いて写真を撮ってみた。ボクが殿様で、オニユリと黄金オニユリがエート、右大臣と左大臣かな? ん、ちょっと言葉がまちがっているような………。因みに、オニユリは、まだ、つぼみだ。

庭で撮影してみた。鉢植えは移動出来るので便利

◇ ここは、ボクのマイドッグラン。黄金オニユリをよく見てみよう

◇つぼみも含め8つある。

◇ オニユリ特有のつより反り返りがある。

◇ 空を見上げるようにみてみた。この角度、いいねえ。

<2021年6月25日:2輪>

◇ 手前の黄色いのは近日中に開花しそう!

<2021年6月27日:3輪>

◇ 3輪になると見応えがあるね

<2021年6月28日:4輪>

◇ 4輪になった! が、最初の1輪は、反り返りがつよくなっている。ボチボチ散りそう!

◇ こちらはオニユリ。開花の気配は、まだ、ない!

<2021年6月30日:5輪>

◇ 5輪となった!

◇ 勢いが弱まった花があるなあ! 最初の花かな?

◇ やっぱり、一番下(最初に咲いた)は、花びらが散りそうな雰囲気。今日は、開花後7日目だ。

<2021年7月2日> 開花は日の出!?

◇ 日の出って? 太陽の上辺が水平線に一致する時刻だって! (イラストはネットより)

先ずは、開花前の状況を確認しておく。前日の午後10時は、まだ、つぼみ!

◇ こんな感じだと、翌日に開花する(経験則)

福岡の日の出:5時12分

5時22分 開花が始まる。 ※ 各時刻で角度を変えた写真を示す。

6時20分:だいぶ開いた。

7時23分 ほぼ、開花完了! 約2時間だね。

9時58分 完全に開花!

<2021年7月4日:5,6輪>

<2021年7月7日:最後の1輪>

◇一番上が最後の一輪だ。6/23の最初の一輪が開花して2週間。一つの花が持つのは一週間!

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<2021年7月9日:オニユリの最初の1輪>

オー、オニユリの方も咲き始めた。7月9日 午前5時33分のこと。

オニユリの開花を示す前に、ボク(小次郎)んちのオニユリのルーツを紹介する。

【ボクんちのオニユリ(鬼百合)】

◇ みず咲公園近くの生垣に一本を発見(2017年7月18日)

 状況はこちら Link先 → 小次郎とユリ(百合)-オニユリ(鬼百合)-

◇ 2017年10月にむかごを採取し、自宅で蒔いて育てる。

◇ 2020年に始めて花をつけた。※ 株は複数ある。

◇ ん? 右もあるね。うん、黄金オニユリは一本だけ。同じ鉢に、オニユリもあるんだ。因みに、黄金オニユリのむかごも植えているけど、今年は殆ど伸びていない。

◇ 10時頃には、バッチリ開花した。

<2021年7月11日:2輪> オニユリを再度勉強をしておこう。

【オニユリ(鬼百合)】

◇ ユリ科・ユリ属の多年草
◇ 原産地:朝鮮南部と考えられている。
◇ その昔、鱗茎(りんけい=球根)を食用にするため渡来。時期は不明。古くから栽培され、北海道〜九州の人里近くにしばしば野生している。

◇ 茎は高さ1~2mになり、一つの茎に、直径10~12㎝の花を横向き又は下向きに、4~20個ほど付ける。
◇ 花被片は強く反り返り橙赤色で濃い色の斑点がある。花期は7〜8月
◇ 種子は出来ない。葉の付け根に「珠芽(むかご)」と呼ばれる球根のようなものができる。ムカゴは地面に落ちると根を伸ばし、新たな株となる。
※ 日本では「むかご」を付けるのはオニユリだけ。

【名前の由来】

漢字は、「由利」、「由理」、「百合」、「由里」、「由流」が万葉集で使われている。中でも「百合」が使われている歌が一番古い。

◇ ユリの由来は、  
 ・説1:茎が細く花が、大きく風に“ゆり動く”さまから
 ・説2:ユリはヨリのことで、鱗片が寄り重なって根茎(球根)が出来ていることから
・説3:百合(ユリ)は朝鮮語由来で、朝鮮語の“nari(ナリ)”が“ユリ”に転訛した

◇ オニユリの由来は、
 ・説1:黒色の斑点のある橙赤色の花を赤鬼の顔に見立てた。
・説2:真夏の暑さにもめげず、大輪の花を幾つも付ける強い性質を鬼に見立てた。
・説3:形が大きく見事で豪快に見えるから、鬼がついた。
・説4:姫百合(ヒメユリ)と対比して大きい百合という意味で、鬼がついた。

  ※ 英語は「タイガーリリー(Tiger lily)」といい、洋の東西を問わず、強そうな、恐ろしげな名前となっている。

<2021年7月14日:5輪>

◇ 全景。右の黄金オニユリはほぼ終わり。※同じ鉢のオニユリが開花を始めている。

◇ 左は、5輪咲いている。

◇ 5輪だと見応えがある。 うーん、黄金オニユリの方は?

◇ 最後の一輪も花びらがお一枚ノコているだけ。開花期間は、6/23~7/14の3週間。

また、報告するね。

 

 


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