今回は、ノカンゾウ(野萱草)だ。ユリ科「ワスレグサ属」の多年草。似た花に「ヤブカンゾウ(藪萱草)」「ニッコウキスゲ(日光黄菅)」もある。後で区別を勉強しておこう。また、“属”の分類も「ワスレグサ属」と「ユリ属」があるが、DNA分類で最近の属は再編の傾向にあるという。ま、ややこしいことは脇に置いておく。
<2024年6月15日>ふれあい通り
◇「ユリ」に似ているね。「ノカンゾウ」はオレンジいろだが、これは赤色が深いので(ノカンゾウの中の)ベニカンゾウ(紅萱草)
だとおもう。
ワスレグサ属だが、「ワスレナグサ(忘れな草)」もあったね。思い出してみよう
ワスレナグサ(わすれな草)はこちら リンク先 → 小次郎と春の草花-ワスレナグサ(忘れな草)-
全景から見ていこう
◇6月15日だけど、暑いねえ。ボク(小次郎)は、ハアハアだよ。花に着目しなよ。
◇ ボクはもういいから花を観賞しなよ。
こんな花なんだ。赤色が深いから「ベニカンゾウ(紅萱草)」だろうけど、ノカンゾウの勉強をしておこう。
【ノカンゾウ(野萱草)】
◇ ユリ科・ワスレグサ属。野原や川岸の少し湿ったところに咲く。
◇ 原産地:日本、中国、朝鮮半島、サハリン
◇ 開花期:6月~8月。
◇ 花は“萱草色(かんぞういろ)”と呼ばれる橙色。
◇ 由来:野山に咲く、カンソウ(萱草)から転訛。
【ノカンゾウとヤブカンゾウの違い】
ノカンゾウは『花が一重咲き』だが、ヤブカンゾウ『花は八重咲き』。 ん?「野」と「藪(やぶ)」の違いって? 広辞苑で調べてみた。
野(の) :自然の広い平地。多く、山すその傾斜地。
藪(やぶ):雑草・雑木などの密生している所
【ノカンゾウとニッコウキスゲの違い】
ノカンゾウは『花が上向きに咲き、色はオレンジ(橙色)』 一方ニッコウキスゲは『花は横向きに咲き、色は黄色』
改めて見てみよう
以前のも見てみよう
<2019年6月23日>ふれあい通り
もっと前を見てみよう。※ 毎年同じ時期6月後半に開花している。
<2018年6月17日>ふれあい通り
◇ 遠景でも、赤い色が目立つ。レイアウトもバッチリだね。
◇ ズーム。おっ、カメラが近づく。ボークもポーズを取ろう。
◇ もっっとズーム。ん? ボクが見えなくなったぞ!
◇上からのぞき込んでみた。※上向きに咲いているし一重から(確かに)ノカンゾウだね。
他にないか探して見よう。 あった!
◇ 一本 ポツンと!
◇ 一本だけだと、寂しさが漂う。
◇ ん? まだ、蕾がいくつかある。
お終い
小次郎とユリ(百合) ー ノカンゾウ(野萱草) -
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