こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎とヒガンバナ(彼岸花) - 自宅(2024年)-

2024-10-14 21:07:23 | 小次郎とヒガンバナ(彼岸花)

今回は、ヒガンバナ(彼岸花)だ。ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。別名は曼珠沙華(マンジュシャゲ)、カミソリバナ、シビトバナ、トウロウバナなど。学名からリコリス・ラジアータとも呼ばれる。名前は、秋の彼岸(9月)頃に開花する事に由来する。なお、これを食べた後は「彼岸(死)」しかない、という説もある。地下の鱗茎(球根)に強い毒性を有する有毒植物で、水田の畦(あぜ)や墓地に多く見られる。学名のリコリスは、ギリシャ神話の女神・海の精のるリュコーリアス から。ラジアータは「放射状」の意味で、花が完全に開いた時に放射状に大きく広がっている様子にちなむ、という。(Wikipedia、他)

<2024年10月3日>自宅

◇我が家では、平年は「9月13日頃に芽をだし、23日頃には満開」なのだが、今年は、猛暑で、10日ほど遅れている。

【発芽】9月25日

◇例年は、満開になっている9月25日にやっと目を出している。うーん、彼岸(9/19~9/25)の花とは言えないねえ。

【満開】10月3日

うーん、発芽から満開までも短いような気がする。

◇おーい、小次郎クンヒガンバナの所を通りすぎているよ。

◇ん? これが、ヒガンバナ? でも、毒があるんだよね。ぼく、食べないよ。

ボク(小次郎)はいいから、花を観賞しなよ!

上から見てみよう

◇学名の「ラジアータ」の由来になっている『花が完全に開いた時に放射状に大きく広がっている様子』の通りだね

◇ 放射状の開花状態がよく分かるね。改めて、彼岸花の勉強をしておこう。

【ヒガンバナ(彼岸花)】

◇ ヒガンバナ科・彼岸花属の多年草。リコリス、曼珠沙華(マンジュシャゲorマンジュシャカ)とも呼ばれる。

◇ 原産地:中国の長江下流域。渡来時期は不明。一説には稲が伝わった頃と同じとも言われる。

◇ 開花時期:9月中旬。赤色が一般的だが白がある。また、黄色はショウキズイセン(鍾馗水仙)とも呼ばれる。

 【特徴】

 有毒で球根にアルカロイドを多く含む。食べると吐き気や下痢を起こし、ひどい場合には死に至ることもある。

 ※ 致死量は10g。彼岸花の球根700個分で、間違って食べる事はなさそう。

 ※ 一部分にあるのではなく、花、葉っぱ、茎、球根の全てに含まれている。なお、彼岸花の毒は普通に触る程度では問題はなく、食べるときには毒抜きを行う必要がある。なお、球根は適切に用いれば薬になる。また水にさらして毒を除去して救荒食(飢饉に備えて備蓄した食べ物)にもしていた。

 ※ 彼岸花の球根は正確には鱗茎(りんけい)。ユリ,タマネギ,チューリップ、ニンニク、ラッキョウも鱗茎である。

 水田の畦(あぜ)や墓地に多く見られるが、目的は、畦の場合はネズミ、モグラ、虫など田を荒らす動物がその鱗茎の毒を嫌って避ける(忌避)ように。また、墓地の場合は虫除け及び土葬後、死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐためとされる。

 【名前の由来】

◇ 秋の彼岸の頃に咲くことから。なお、毒があり食べると「彼岸(死)」しかない、からの説もある

◇「曼珠沙華」は、法華経の仏典「まんじゅしゃか」からで、「天上の花」の意味。

 【異名】

死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、など、その数は1000以上にのぼる。

以下は、2021年。

今年(2021年)もヒガンバナ(彼岸花)が咲いた。今年は、9月16日には満開となった。例年より7日~10日ほど早い。雨が多かったからかな?

<2021年9月12日> 自宅

開花が始まっている。

◇ まだ、つぼみが多い。

<9月13日>

◇ 1日毎に開花進む。

<9月14日>

◇ つぼみは殆どなくなった。

<9月16日>

満開!

 

 【名前の由来】

◇ 秋の彼岸の頃に咲くことから。なお、毒があり食べると「彼岸(死)」しかない、からの説もある

◇「曼珠沙華」は、法華経の仏典「まんじゅしゃか」からで、「天上の花」の意味。

 以下は、2020年。

今年(2020年)も彼岸花が咲いた。満開は9月23日頃。毎年、この月日(9/20~9/25)が満開。あまりズレがない。すごいねえ!

<2020年9月23日>

◇ つぼみが2、3輪ある。 逆方向から撮ってみる。

◇ 小次郎は10才だよ。

◇1輪に着目してみる。ヒゲのように広がるのも見事。

以下は、2019年以前だよ

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今は、彼岸(2019年は9/20~9/26)の時期だし、彼岸花を取り上げよう。ま、既に「糸島三坂」「自宅」「白色と黄色」編を取り上げているが、今回は「自宅(2019)」編となる。

<2019年9月20日>

◇ まずは、小次郎とのコラボから。これ、必須だ。だって、タイトルは「小次郎とヒガンバナ(彼岸花)」だしな!

◇ まだ、つぼみもあるので、9/23日頃が満開? が、9/22の台風17号の影響でかなり倒れてしまった。

開花までを観察してみよう。そう、朝顔の観察日記みたいなものだ。

<9月13日>

◇ わずかに、赤い蕾の様なものが見える。

<9月15日>

◇ 一つのつぼみと思ったら、複数のつぼみだった。

<9月18日>

◇ 一つだけ、開花! 数個が開きかけている。

<9月20日>

◇ 満開に近い。まだ、つぼみも結構あるので、満開は9月23日頃と推定。 が、22日の深夜の台風17号で、かなりがダウンしてしまった。残念!!

植えたのは2015年。毎年の咲く時期を見てみよう。

<2015年9月20日>

◇ 左はしだれ梅。植えたばかりだ。

◇ 9月20日頃が満開。

<2016年9月23日>

◇ 9月23日頃が満開!

<2017年9月23日>

◇9月23日頃が満開

<2018年9月24日>

◇9月24日頃が満開。

うーん、我が家の庭では、毎年9月23日頃が満開! ほぼ、同じ時期! すごい!

【写真一覧】

◇ 小次郎とヒガンバナ(彼岸花)-自宅(2019)ー

◇ 小次郎とヒガンバナ(彼岸花)-白色と黄色-

◇ 小次郎とヒガンバナ(彼岸花)-自宅ー

◇ 小次郎とヒガンバナ(彼岸花)-糸島市三坂-

小次郎とヒガンバナ(彼岸花) - 白色と黄色 -


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