今回は、フジバカマ(藤袴)だ。キク科フジバカマ属の多年生植物。秋の七草の一つに数えられ、花の色が藤色を帯び、花弁の形が袴(はかま)のようであることから「藤袴」の名前が生まれたと言われる。また、フヂバナカフクミグサ(藤花香含草)の意味とも、クンハカマ(薫袴)の意味から来ているともされている(Wikipedia)。クズは田んぼ道にあったが、フジバカマは美咲が丘の住宅地にあったよ。
<2018年10月19日>美咲が丘3丁目
全景から見ていこう
◇ガードレールの向こうは宮地岳だよ。
◇ 藤色の花には白い毛のようなものも見える。
◇ うーん、こんな形をしているんだ。これ、頭状花(とうじょうか)といい、花軸の先にちいさな花が集まったもの。 ちょっと勉強をしておこう。 白い糸のようなのは雄しべらしい。
【フジバカマ(藤袴)】※Wikipedia、他
◇ キク科フジバカマ属の多年草。別称は、コメバナ、ウサギノサトーグサ(青森県)、モチバナ(福島県)、スケホコリ(石川県)などの地方名がある。外国名(中国名)は、「蘭草」「香草」「香水蘭」とも表記される。
古くは「蘭」とよばれ、『日本書紀』の允恭天皇記における「蘭」の字が、日本で初めて記されたフジバカマの名であるという。
◇ 原産地:日本、東アジア
◇ 開花時期:晩夏から秋(9~11月)に茎の先端部分に散房状に淡い紫紅色(藤色)を帯びた白っぽい小さな花を群がり咲かせる。
◇ 名前の由来は、藤色で花の形が「袴」に似ているからと言われる。
※ 藤色(ふじ色)って? (ネットより引用)
※袴(はかま)って? (イラスト:素材ラボより)
◇ 確かに、似ているね。
改めて見てみよう
◇ 結構咲いているね。 ボク(小次郎)がじゃま?
◇ 別な角度で眺めてみよう
◇ 真上から見るとこんな感じ。
「フジバカマがきれいですね!」というと「切って差し上げますので、お持ち帰りください!」と頂いたので、自宅で花瓶に活けてみた。
◇花瓶のフジバカマもいいね! ん? かわいい花瓶だね。
別な年を見てみよう
<2021年11月1日>美咲が丘3丁目
お終い
【写真一覧】
◇ フジバカマ(藤袴) 福岡県糸島市 2018年10月19日撮影
◇ クズ(葛)福岡県糸島市 2018年9月11日撮影
小次郎と秋の七草 ー フジバカマ(藤袴)-
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