たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

体力づくりにジョギング 06年1月9日

2006年01月09日 | 日常のひとこま

Road

ジョギングを始めることになった。年末年始に八ヶ岳に登ったときに、kouichiが体力の無さを痛感したことがきっかけだ。

そこで、平日新宿のあるところに車で行っていた自宅との往復7Kを、nobuも一緒に朝7時に出発し、30分かけて走ることに。ウェアやシューズを新たに買い、試しに休みの日に走ってみた。

スタートしてから5分走って少し歩き、また、5分走って少し歩きを繰り返す。目的地に到達するとkouichiは道の脇に腰掛け、ぐったりしていた。往きだけで30分かかってしまい、帰りは歩いた。「大丈夫かしら・・・」と少し心配なnobuであった。


硫黄岳から美濃戸へ 06年1月2日

2006年01月02日 | 山歩き

赤岩の頭を下る

硫黄岳山荘を出発、下山だ!!

昨晩から風が強く窓がガタガタいっていた。朝起きたときも風は変わらず、吹雪いているようだ。また、夜中に地震があったとも。nobuは寝ていて気がつかなかったが・・・。そんな天候なので、他の人たちも予定を変更して下山の用意をしている。私たちも。「吹雪いている」ということでSさんが赤岩の頭まで同行してくれることになった(内心ホッとする)。

赤岩の頭を下ったkouichi 一歩外を出ると強風と降雪!!気温は-20~-25℃位らしいが、風が強いので体感は-30℃以上になっているのかなぁ?それに目を明けていられない。3人共まつ毛が凍っている。このときつくづくゴーグルを用意しておけばよかったと思った。

そんな中でもSさんは慣れているらしく、「この植物は○○で、~」と説明してくださる。聞いている気持ちの余裕はあまり無かったけれど、目をやると、それでもそんな環境でたくましく生きている高山植物たちに感心する。

赤岩の頭を下ったnobu 赤岩の頭まで来ると、スノーシューやカンジキを取り付けているかわうそ山岳会の人たちがいた。これから夏沢鉱泉方面へ降りていくそうだ。Sさんにここまで同行していただいた御礼を言い名残惜しいけどここでお別れ。「Sさんありがとう」。

美濃戸口へ

赤岩の頭から降りてくると風が弱まる分少し楽になった。-30℃(?)の世界は初めて体験したけれど、そこを脱出できて少しホッとする。

この後、登ってきたルートをそのまま降り、→赤岳鉱泉→美濃戸→赤岳山荘に寄る→美濃戸口バス停へ。あの極寒の地から下ってくると、この美濃戸口は暖かく感じてしまう。kouichiは着込んだままだったせいか、バス停に着いて上に着ているものを脱ぐと汗びっしょりになっていた。


硫黄岳 06年1月1日

2006年01月01日 | 山歩き

硫黄岳のケルン 左から赤岳、中岳、ケルン後方に阿弥陀岳

硫黄岳に到着

硫黄岳山頂のkouichi

硫黄岳山頂のnobu

赤岩の頭からさらに登ってついに硫黄岳山頂に到着した。9月に来た時と同じように風が強いので、気温がいっそう低く感じる。ただ、今回はガスが無く見渡す限りいい景色だ。kouichiは少しへっぴり腰になっている。

硫黄岳山荘へ

硫黄岳山荘いったん硫黄岳山荘に入る。まだ、時間はあるので、お昼を食べてから山荘に荷物を降ろし周辺を歩くことに。

爆裂火口を背に

後方は爆裂火口跡。

硫黄岳から望む夕日 夕暮れの木曽御嶽山を望む(中央後方)

夕方になって山荘に戻ると、ほどなくSさんも戻ってきた。相変わらず植物などの観察で天狗岳まで歩いてきたそうだ。

硫黄岳山荘での元旦の夜は、料理にビールやお酒がふるまわれた。1組のかわうそ山岳会というパーティーと私たちのように夫婦で来ている人たち、また、Sさんのように単独で来ている人など気心の知れた常連客が集まり、山の話で大いに盛り上がる。nobuはビールにお酒にお客さんのひとりが持ってきたワインをいただき、早々に酔いつぶれてしまったのだった。明朝、皆起きてきてほとんどの人が「何時に寝たか覚えていない」ほど、飲んで食べての楽しい一晩だった。(オェ~、 キモチワル~by kouichi


赤岩の頭 06年1月1日

2006年01月01日 | 山歩き

赤岩の頭からの眺め

硫黄岳へ向けて出発

今度こそ硫黄岳へ向かうべく出発。山荘の出入り口にかけてある温度計を見ると-15℃だ(ちなみに朝起きた時は-20℃!!)。

硫黄岳・大同心沢分岐の道標 昨日はこの最初の分岐で間違えてしまった。今度はちゃんと「硫黄岳」と表示された左の道を進む。

硫黄岳の尾根 2時間ほど登ると硫黄岳の尾根が見えてきた。

赤岩の頭(かしら)に到着

赤岩の頭の道標 今日もすばらしい天気だ。眼下に大パノラマが広がる。

赤岩の頭からのパノラマ 硫黄岳へ 上の写真の右横に硫黄岳が続いている。

赤岩の頭の雉打ち場赤岩の頭の高台に雪を積み重ねたこんなところがある。著名(?)な登山家がビバークするのに作ったらしい。他の登山者は「キジ打ちあるいはお花摘み」(用を足すこと)にちょうど良いと利用していた(nobuもちょっと拝借!)。