年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『洋食工房ヒロ』 京成立石駅から10分ほど歩いた住宅街のなかにポツンとある小さな洋食店でいただくポークジンジャー

2020-09-01 22:53:36 | 関東
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下町洋食が食べたくなって…
東京の下町と言えば「男はつらいよ」や「こちら葛飾区亀有公園前派出所」などの舞台となっている葛飾区であろうと遠出をしてみることにいたします



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快速も停まらない京成立石って駅を降りて、線路沿いをテクテクと10分弱で目的とした『洋食工房ヒロ』へと到着してみますと…
なんとそのタイミングでお店の奥さまが出て来られ〝ランチ売り切れ〟の札を出そうとしていたのであります
とは言え、1時間近くも掛けてやって来たのですからすんなりと諦める訳にもいかず、食い下がってみますとポークジンジャーであればなんとかとのお応えをいただき席へと促されます
先客たちが召し上がっておられるのは200mmほどの長さがある海老がそびえ立つ「ハンバーグと海老フライ」
本当はワタシもそれがいただきたかったんですよね


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準備しておいたお肉が売り切れてしまったことから塊肉を切り分けるために少し時間がかかるとのことでしたが、その待ち時間は気にならないほどでありましたし、提供されたポークジンジャーの姿はそんなことが全く問題にならないほどにおいしそうなものでありまして…

山盛りになった千切りキャベツの脇にはケチャップで炒められた赤スパとゴロンとしたジャガイモが入ったポテトサラダが添えられていまして、そこに立てかけるようにお肉が盛られています
そこビジュアルも素晴らしいのですが、ひと口ポークジンジャーをいただいてみますと、片栗粉を塗された豚ロースがカリッと焼かれていて、その食感とジンジャーソースのおいしさに思わず「旨い」と声が出てしまいそうになりました
もちろん添えられるキャベツも手切りされたものであるようですし、必要以上にお水にさらされていないことから旨みも残っていてシャキッとした歯触りも良く…
ポテトサラダも手作りであろうおいしさを感じることができました



今日は開店前からお客さまが並んでいたから早く品切れしてしまったそうで、コーンスープもお出しできなかったのでと会計から50円引いていただくなど、ワタシが無理を言ってお邪魔したにもかかわらず笑顔の対応をしてくださったりとサービスも感じ良いお店でありました




【洋食工房ヒロ】
東京都葛飾区立石1-6-1
03-3696-7503