年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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つくばエクスプレス浅草駅:「どぜう飯田屋」   どじょうデビューは明治創業の老舗どじょう屋さん

2012-09-03 23:18:38 | 関東
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仲間との定例ミーティングの日
今日の会食は“どぜう”であります 実はそれをいただくのは初めてのことでありまして、ちょっと緊張であります
ヌルヌルっとしてそうだし、泥臭そうな気もするし・・・
鰻ほど大きなものではないだけに、その姿かたちががそのまま提供されることにも抵抗があったんですよね



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伺ったお店は浅草の老舗でもある名店「飯田屋」さん
つくばEXプレスの浅草駅からは歩いて3分ほど ワタシが大好きな焼肉のお店「本とさや」さんの近くでもあるんですね

満席になって待たされることが無いようにと、開店時間の15分前にお店の前で待ち合わせをして・・・
実はワタシはちょっとで遅れてしまったのですが、開店前からお店の前に並んでいる仲間に気付いたお店の人は、開店時間を早めてくれて、暖簾まで出してくださったとのことでした
10分ほどのことではありますが、こう言った気持ちがうれしいんですよね


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ゆったりとした玄関で靴を脱いで・・・
大広間のような和室には掘りごたつのようなテーブル席 とても落ち着いた雰囲気が老舗感たっぷりです
12:00が近くなりますと、次々にお客さまが来店されて満席状態
観光のお客さまというより、長くココのファンであるお客さまが多いようにも感じます お一人で来られたご婦人も手馴れた感じでありましたし・・・
あっ、今日は取材も入っているようでしたね


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4人がそれぞれ別のモノをいただきます 決して打ち合わせたわけではないのですが・・・

姿のままのどじょうが入った「丸」と呼ばれる“どぜう鍋” 小さなどじょうを丁寧に裂いて、骨を抜いた「ヌキ」と呼ばれる“骨ぬき鍋” そして定番とも呼べそうな“柳川鍋”
どじょう初体験のワタシは・・・ 最もヌルヌル感が無いであろうと、蒲焼を丼にしていただきます


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鍋にはたっぷりのネギを入れて・・・
お店の方が鍋を手伝ってくれたのですが、こんなにたくさんのネギを入れてくださいました
恐る恐る・・・ ヌキのどじょうをいただいてみますと、コレが想像していたものとはまったく異なりまして、実に美味しいこと 美味しいこと
全く臭みはありませんし、小骨すら気にならない  こんなに美味しいものをこれまで知らなかったことを悔いるしかないですね


食事の準備から、食事中のお世話まで
ホントに気遣っていただいた仲居さんに感謝!感謝!
きっとここで何年も働いている人なんでしょうね  型で作られた接客ではなくて、心のそこからお客さまをもてなしてくれる接客
コレが本物なんですよね
浅草と言う町、派手さは無いけど、本当に美味しいものを提供してくれる名店が多いところでもあるんですね



【どぜう飯田屋】
東京都台東区西浅草3-3-2
03-3843-0881

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