暮 楽 花 人 の 風

  ★暮らし・花とハーブと手作りを楽しむ★手作り工房「暮楽花人の風」のスタッフがお届けします。

湯河原散歩 2

2008-04-08 08:06:35 | Weblog
              4月8日 

今、外は花散らしの春の嵐が吹き荒れています。

入学式を終えたばかりの新一年生にとっては、厳しい朝となってしまいましたね。


さて、週末の湯河原散歩の続きです。

みかん山への農道を引き返し、海へ出てみました。

         

この日の海はべた凪。

春霞がかかった景色。

とろ~っとした海の遠くには、船がゆったり浮かび

ぽかぽかの日差しとともに、気分もとろ~っとして眠たくなります。

胸より高い堤防に、重たい体を引き上げてよじ登り、テトラポットの丸みに体を預けてひと休み。

釣竿をたらしている人の姿もありますが、釣れている様子はありません。

でも、こんな日は竿を出しているだけでいいのかな?


         

海浜公園の手すりに身をもたせかけながら海を覗いていたら、お隣にいたおじいさんが、

「あの白っぽく見えるスジが、わかめの芯だよ」

と、教えてくれました。

湯河原では、春先にメカブやわかめが取れるそうです。

釣竿の先にカマをつけて、引っ掛けるようにすると取れるんだよ。

って、それって密漁?・・・

 

それにしても、海底に沈められたブロックの上には、きらきらと春の日差しが模様を作り、

いつまでも眺めていたいような美しさです。

良く見ると、こんな所にも桜の花びらが浮かんでいました。

クリアーな色に輝く、活力あふれる夏の海もいいけれど、

ただポッカリと浮かんでいたくなるような、春の海が大好きです。



そんな海を満喫した後、いよいよ  たんたん焼きそば  へ。


湯河原の温泉は、狸が見つけたものだという謂れがあるらしく、

それにちなんで、「たんたん狸のたんたん焼きそば」という事になったそうです。

湯河原の街中を歩くと、いくつかの店先に「たんたん焼きそば」の幟がはためいていました。

その中の一つに入ってみました。

            

共同で開発したというソースは、ピリッと辛くてこくがあります。

具財は店によって違うそうで、値段もまちまち。

色々食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。

今回食べたのは野菜が少なめで、私にとっては、ちょっと味が濃いような気がしました。

4月中旬には、「たんたん焼きそば巡り」の地図も配られるようです。

富士宮焼きそばのように、ブームになるでしょうか?

みなさんも機会があったら、試してみてはいかがですか?