暮 楽 花 人 の 風

  ★暮らし・花とハーブと手作りを楽しむ★手作り工房「暮楽花人の風」のスタッフがお届けします。

ドイツ&スペイン旅行 NO1

2011-01-04 08:22:27 | Weblog
        1月4日

みなさんはどんなお正月休みを過ごされているのでしょうか?

こんな羨ましいお休みを過ごしたスタッフから、楽しい記事が届きました。



 少し早めにお休みをもらって、ドイツ&スペイン旅行に出かけきました。

ちょうど私が出かけている頃、ヨーロッパは寒波の到来で大雪となり、あちらこちらで

空港が閉鎖され大騒ぎのようでしたが、幸いにも私は予定通りに旅行を楽しむことができました。

少し、私が見てきたドイツ&スペインをご紹介したいと思います。

まずはスペインの生ハムについて

        

スペインの都市サラマンカで食べた生ハム

スペインでは生ハムのことをハモン(Jamon)といいます。

甘くて口に入れると、とろけるような食感がたまらない 

思わず「しせ」と口にしたくなるほどの美味しさでした。

ワインとの相性は抜群の一品です。

日本でいただくと相当のお値段になると思いますが、一皿14€ 日本の感覚だと、とてもお安く感じます。

でもスペイン人価格では、少し贅沢な一品なのかもしれません。

とにかく、とっても美味しかったです。


 ハモンの情報 

生ハム(ハモン)

●ハモン イベリコ (Jamon Iberico)
   
   ユニークな飼育法で知られるイベリコ豚から作られる高級品で、

   高地の自然環境で2年以上の熟成を経て出荷されます。

   イベリコ豚は蹄が黒いものが多く、「パタ・ネグラ」(黒い足)と呼ばれます。  

   スペイン南西部の「デエサ」と呼ばれる高原で放牧され、どんぐりの実を食べて育ちます。
   
   そのモンタネーラといわれる放牧期間には、1頭当たり2ヘクタールの放牧地が必要です。
   
   イベリコ豚は脂肪がつきやすく、体脂肪率は60%に達し、肉にサシが入り、見事な霜降りになるのが特徴です。

   加えて脂肪の融点が低いため、口に入れるととろけるようなすばらしい食感が得られます。
   
   しかし、年間260万本しか生産されておらず、わずかしか流通していません。

   イベリコ豚が評価される理由はその味だけではなく、体に良い食品と認められているからです。

   オレイン酸、ビタミンB群、ビタミンE、抗酸化物質が多く含まれ、コレステロールの低下、

   血栓予防などに効果があると発表されています。

   イベリコ豚は飼育方法で下記のようにランク分けがなされています。



   ベジョータ(Bellota)

   どんぐり育ちの意味で、放牧により、どんぐりの実を食べさせ成育させたイベリコ豚のモモ肉が原料。
  
     脂肪が霜降りになっており、まさにとろけるような食感。
  
     最高級グレードの生ハム。オレイン酸濃度 47~53%



  レセボ(Recebo)

     放牧中のどんぐりの実だけではで十分に成育させられない場合に、穀物飼料を与えて育てたイベリコ豚のモモ肉が原料。

     ベジョータに次ぐグレードの高級品。オレイン酸濃度 41~46%

 

 ピエンソ(Pienso)

     特別な飼育はせず、穀物飼料で飼育したイベリコ豚のモモ肉が原料。

     オレイン酸濃度 35~41%