湯河原散歩 ２

　　　　　　　　　　　　　　４月８日　

今、外は花散らしの春の嵐が吹き荒れています。

入学式を終えたばかりの新一年生にとっては、厳しい朝となってしまいましたね。


さて、週末の湯河原散歩の続きです。

みかん山への農道を引き返し、海へ出てみました。

　　　　　　　　　

この日の海はべた凪。

春霞がかかった景色。

とろ～っとした海の遠くには、船がゆったり浮かび

ぽかぽかの日差しとともに、気分もとろ～っとして眠たくなります。

胸より高い堤防に、重たい体を引き上げてよじ登り、テトラポットの丸みに体を預けてひと休み。

釣竿をたらしている人の姿もありますが、釣れている様子はありません。

でも、こんな日は竿を出しているだけでいいのかな？


　　　　　　　　　

海浜公園の手すりに身をもたせかけながら海を覗いていたら、お隣にいたおじいさんが、

「あの白っぽく見えるスジが、わかめの芯だよ」

と、教えてくれました。

湯河原では、春先にメカブやわかめが取れるそうです。

釣竿の先にカマをつけて、引っ掛けるようにすると取れるんだよ。

って、それって密漁？・・・

　

それにしても、海底に沈められたブロックの上には、きらきらと春の日差しが模様を作り、

いつまでも眺めていたいような美しさです。

良く見ると、こんな所にも桜の花びらが浮かんでいました。

クリアーな色に輝く、活力あふれる夏の海もいいけれど、

ただポッカリと浮かんでいたくなるような、春の海が大好きです。



そんな海を満喫した後、いよいよ　　たんたん焼きそば　　へ。


湯河原の温泉は、狸が見つけたものだという謂れがあるらしく、

それにちなんで、「たんたん狸のたんたん焼きそば」という事になったそうです。

湯河原の街中を歩くと、いくつかの店先に「たんたん焼きそば」の幟がはためいていました。

その中の一つに入ってみました。

　　　　　　　　　　　　

共同で開発したというソースは、ピリッと辛くてこくがあります。

具財は店によって違うそうで、値段もまちまち。

色々食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。

今回食べたのは野菜が少なめで、私にとっては、ちょっと味が濃いような気がしました。

４月中旬には、「たんたん焼きそば巡り」の地図も配られるようです。

富士宮焼きそばのように、ブームになるでしょうか？

みなさんも機会があったら、試してみてはいかがですか？

湯河原散歩

温泉と文学の町湯河原が、Ｂ級グルメ「たんたん焼きそば」で町興しを考えていると聞き、

休日の散歩がてら、出かけてみました。　

時間も早いので、まずは千歳川沿いの桜を見に行きました。

　　　　　　

川沿いの桜並木に加え、河口付近の公園には、満開の枝垂桜やこれから咲いてくる八重桜など、

時期をずらして楽しめるようになっていました。

　　　　　　　　

　　　　　　　　　公園内の梅の木には、小さな実もついています。


　　　　　　　　　

ここが神奈川県の西の端。

この橋の向こう側から、静岡県熱海市になります。

熱海市側の農道を少し上がってみると、新緑の優しい緑と、綺麗な鶯の声が迎えてくれました。

みかん畑に通じるだけの道のようでしたが、その道端にアケビの花を発見。

　　　　　　

ナスのような実からは想像できない、可愛らしい花でした。

足もとには、シャガの花もあちこちに咲いています。

　　　　　　　　

首が痛くなるほど、すぐ近くで鳴いている鶯の姿を探してみましたが、

木々の枝の中に、それらしき影が見えただけでした。


このあと春の海を眺め、たんたん焼きそばを味わったお話は・・・また明日。

気分一新

　　　　　　　　　　　４月５日　　　


　　　　　　

休館明けの５日。春霞の富士山と、見頃になってきた枝垂桜です。

　　　　


４月３日・４日と臨時休館をいただき、ハーブ館では大掃除が行われていました。

専門の業者さんが入って、普段できない床や吹き抜けの高い窓など

とても綺麗になりました。

まずは気分一新。

新年度の新体制の中、改善点などが話し合われ、少しずつ手をつけられていくことになりそうです。



さて、４月に入ってからのお客様の紹介です。


姉妹と兄弟は、大磯から遊びに来てくれたお友達どうし。

　　　　　　

お兄ちゃんが持っているのは、お母さんの作品です。

お母さん、はまってましたね。

弟くんは吹流しが気に入って、お兄ちゃんに手伝ってもらいながら、

いろんな色で作りました。




お姉ちゃんは、丁寧に女の子らしい作品ができました。

妹さんは、お母さんと一緒にチューリップとシャボン玉のとってもかわいい作品。





こちらは、秦野の新1年生と、埼玉から遊びに来てくれた従兄弟の二人。

いとこのお兄ちゃんは、以前フレームのアレンジをやったそうです。

また来てくれてありがとう。

今回は二人で小鳥を作ってくれました。

来週には学校も始まり、へいじつに聞こえていた子ども達の声も聞かれなくなります。


工房では、９日より　　手作りつるし雛　　の教室も始まります。

みなさんも、何か新しいことにチャレンジしてみませんか？

おやまのぽっぽ

　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　写真：松田町観光協会ＨＰより
　
松田山ハーブガーデンのある「西平畑公園」には、こども達に人気の

「お山のぽっぽ鉄道」こと、ふるさと鉄道があります。　

この鉄道は、山岳鉄道「シェイ式蒸気機関車」と小田急「ロマンスカー」の２種類があり、

実物の１／６スケールの車両が　５両編成で走っています。

始発駅の「ポンポコ駅」から「コンコン駅」までは高低差３０ｍ、

途中には踏切やスイッチバックもあり、往復の行程を楽しむ事ができます。

料金は、　　大人　３００円（１２歳以上）　　子ども　２００円（３歳から１２歳未満）


春休み、この　　ぽっぽ鉄道　　を楽しみにご来園いただく事も多いのですが、

こちらは、土日祭日のみの営業となっています。

先日の桜祭りのように、イベントにあわせて毎日運行されることもありますが、

通常は平日の運行はありません。



この鉄道は、昔実際に蒸気機関車の運転や整備を行っていた「国鉄マン」のみなさんが

線路の工事から蒸気機関車の製作まで、担当されたということです。

むかし、国府津から御殿場を通り沼津へ抜ける、現在の御殿場線が東海道本線だった頃、

お隣の山北駅には、御殿場方面に向かって上っていく蒸気機関車の操車場があり、

この近辺には、たくさんの関係者が住まわれていたとか。

現在も、そんなみなさんを中心に管理運行が行われているというわけです。

ここのところ、蒸気機関車の調子が悪いらしく、ロマンスカーのみの運行となっていますが、

煙を吐いて走る姿を、早く見たいものですね。


そんな　　ぽっぽ　　に乗りに来たけれど、残念ながら運休。

工房でキャンドル作りに挑戦してくれました。

おにいちゃんは４月から幼稚園。お友達がたくさんできるといいね。

横を向いてしまった妹さんは、アップでもう一枚。


　


今度は、ぽっぽの動いている時に、また遊びに来てね。

大和ＹＭＣＡ

先週春休みを利用して、大和ＹＭＣＡの子供達が遊びに来てくれました。

小学校の低学年から高学年まで、総勢１３人の仲間達です。

体験メニューは、水苔を使ったクマさんのアレンジ。

みんなでわいわい作業が始まりました。

　　　　　　　　

まずは発砲スチロールの玉に、ワイヤーを使って水苔を止めていきます。

小さな手で大きなボールを握りながら、ワイヤーをクルクルクルクル。

小さなお子さんには、少し難しかったかな？

でも、がんばって可愛いクマを仕上げてくれました。

クマが完成したら、好きなベースを選んでドライフラワーを飾り付け

みんなアイデアいっぱい。個性的に仕上がりました。

顔はＮＧということなので、作品だけの写真になりましたが、

みんな笑顔で可愛く写っていました。

　

　

　

　




早く終わった子供達はお手伝いもしてくれて、ありがとうございました。

こんなふうに、色々な年代の子供たちが一緒に何かをやるという経験は、

子供たちにとって、とてもいいことではないでしょうか。

ぜひまた、遊びに来てくださいネ。