2014年8月30日~31日にかけて、北朝鮮の平壌で「インターナショナル・プロレスリング・フェスティバルin平壌(日本名)」が、柳京・鄭周永体育館(ユギョン・チョンジョヨン)にて、参議院議員のアントニオ猪木議員の「提案」で開催された。
ちなみにこの体育館は韓国の現代グループの創始者鄭周永(チョン・ジュヨン)氏が建設を支援したため、彼の名前がついた。
この興業は、代表取締役をアントニオ猪木氏が勤める「イノキ・ゲノム・フェデレーション株式会社」が主催している。
この会社のHPによると、プロレスツアーとして8月28日~9月2日までの日程が組まれており、ニコニコ動画でもプロレスの試合は生中継された。
観客は15000人の超満員札止めの盛況ぶりで、8月31日にFNNが伝えたところでは、観客は「はじめは怖かったけど、かっこいいです」と話した。
観戦した市民の中には、激しい打撃技に目を背ける様子も見られたが、投げ技などが繰り出されると、大きな歓声が上がった。
また、9月1日にNNNが伝えたところでは、猪木議員はこのプロレスイベントで、「この国際的なイベントを契機に、長く閉ざされていた日朝の扉が開き、日朝両国が『近くて遠い国』ではなく、『近くて近い国』になるよう期待しています」と挨拶した。
ご存じの通り、アントニオ猪木氏は、北朝鮮出身のプロレスラー「力道山」の弟子である。
彼のパワフルな行動力は、ロシアやイラクなどでも示されており、最近は度々北朝鮮を訪問して処分を受けるなどをしていたが、今回のプロレスイベントを何とか実現した猪木氏を賞賛したい。
9月1日にNNNが伝えたところでは、来週以降にも行われる見通しの拉致問題などを巡る北朝鮮の特別調査委員会の報告を前に、外務省の伊原アジア大洋州局長と北朝鮮の国家安全保衛部の幹部がマレーシアで極秘に協議していたことが明らかになった。
今後の日朝間の関係改善の動きに注目したい。
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日印首脳会談で進む日印の連携強化の裏に日本の世界戦略あり
8月31日より9月3日まで日本を公賓として訪れているナレンドラ・モディ・インド首相について、FNNが9月1日に伝えたところでは、安倍首相は1日、東京・元赤坂の迎賓館で、インドのモディ首相と会談し、海上自衛隊とインド海軍による海上共同訓練の定期化など、安全保障分野での連携を強化していくことで一致した。
安倍首相は「今後は、モディ首相と手に手を取り合って、あらゆる分野で、抜本的に関係を強化し、特別な戦略的グローバルパートナーシップへと、引き上げていく考えであります」と述べた。
会談で両首脳は、海上自衛隊とインド海軍による海上共同訓練を定期化することで合意したほか、外務・防衛次官による対話を、閣僚級協議に格上げすることを検討することで一致した。
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