2月15日午後に時事通信が、デンマークの首都での広域テロを次のように伝えました。
『デンマークの首都コペンハーゲンで14日午後、イスラム教の冒涜(ぼうとく)と言論の自由に関する討論会の会場に向けた銃撃があり、男性1人が死亡、警官3人が負傷した。この数時間後の15日未明には市内のシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)付近でも銃撃事件があり、AFP通信によると、ユダヤ人男性1人が死亡、2人が負傷した。
これとは別にコペンハーゲンでは15日、警官に発砲してきた男が射殺された。AFP通信によれば、警察当局は2件の銃撃事件について、同一人物による犯行で、警官に射殺された男が犯人だとの見方を示した。
討論会には、2007年にイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を描いて物議を醸したスウェーデン人漫画家ラーシュ・ビルクス氏やフランス大使が出席していたが、いずれも無事だった。
報道によれば、討論会場はコペンハーゲン中心部の文化センター内のカフェで、目出し帽をかぶった犯人が建物の外から40発近い弾丸を撃ち込んだ。自動小銃を使用したとみられる。警備の警官が応戦した。犯人は車で逃走し、約2時間後に郊外で乗り捨てられた車が見つかった。一方、シナゴーグ付近で銃撃した犯人は徒歩で逃げた。
トーニングシュミット首相は討論会での銃撃後、「政治的動機に基づくテロ攻撃」と断定、全土で警戒態勢を敷いていると述べた。討論会の主催者によると、会場は警察のほか、デンマークの情報機関要員、ビルクス氏個人のボディーガードによって警備されていた。
仏大使は現場から電話でAFP通信に対し「(1月に銃撃を受けた仏風刺新聞)シャルリエブドの時と同じ狙いだが、中に入れなかった」と語った。』
昨年から世界各地で相次いでいる「政治目的や宣伝のためのテロ」「人種や宗教の差異を煽るテロ」が、またしても発生した、と感じるのは筆者だけでしょうか?
明らかに、過去に発生した「ヘブロン乱射事件」や「新聞社などを狙ったパリとその周辺での連続テロ事件」「昨年オーストラリアやカナダで発生したイスラム系過激派の宣伝目的での銃撃事件」などと共通点があります。
それは、容赦ない無差別攻撃であることです。
このような広域テロを許してはなりません!!
徹底的な封じ込めと、テロ事件など不測の事態の即応体制の充実が最も有効でしょう。
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