筆者も含めて、多くの人達が経験・被災した10年前の東日本大震災。
まだまだ寒い中での突然の停電や断水、ガズ供給停止。
津波や地震による交通通信網の遮断で起きた食料や灯油・ガソリン・軽油などの供給不足。
そして避難先の不足やトイレ不足。
その他多くの問題が一気に発生しました。
筆者もいつも住む地域での突然の地震と停電の中、幸い1日で停電が収まりましたが、電気の供給が回復されるまでじっと耐え続けた事を昨日のように思い出します。
そうです、特に現代社会の日常とは、ほんの僅かな事故や事件、災害で大きく揺らぐのです!!
3月24日18時23分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「座礁船、スエズ運河ふさぐ 愛媛県の正栄汽船が所有」の題で次のように伝えました。
『【カイロ=佐藤貴生】エジプト北東部のスエズ運河で23日、大型のコンテナ船が座礁して運河をふさぎ、多くの船が航行不能になった。強風や砂嵐が原因とみられ、管理当局はタグボートなどを使って復旧作業を試みている。コンテナ船は全長約400メートル、幅約60メートルの「エバーギブン」で、愛媛県今治市の船舶会社「正栄汽船」の所有。中国からオランダ・ロッテルダムに貨物を運搬していた。スエズ運河はアジアと欧州を結ぶ海運の大動脈で、航行の正常化には数日かかるとの見通しもある。』
スエズ運河は正に、パナマ運河、ドーバー海峡、マラッカ海峡、東京湾の浦賀水道と並ぶ海上の大動脈そのものであり、かつての中東戦争ではエジプトとイスラエルとの戦いで「最前線」になった地域でもあります。
その運河は航行不能になっただけでも、世界的規模での大きな、大きな大損失が発生するのです!!
ロイターが同日午後11時49分(23時49分)に「スエズ運河で大型船座礁、往来の遮断継続 近く解消との情報も」の題で次のように伝えました。
『[カイロ 24日 ロイター] - 世界の海上輸送の要衝であるエジプトのスエズ運河で23日、大型コンテナ船が座礁し、約1日半にわたり運河をふさぎ、他の船舶が通航できない状態となっている。
しかし、中東地域の海運事業者によると、24日時点で同船の一部が浮き始めており、運河の遮断が近く解消される可能性がある。
スエズ運河当局によると、座礁したのは全長400メートルの「エバーギブン」で、強風と砂嵐によって操舵不能に陥ったことが原因とみられる。乗組員に負傷者は出ていないほか、海洋汚染につながる損傷もないという。
エバーギブンは台湾の長栄海運(エバーグリーン・マリン)がリースし、べルンハルト・シュルテ・シップマネージメント(BSM)が技術管理を行っている。
関係筋によると、現時点でエバーギブンの北方には少なくとも30隻、南方には3隻の船舶が通航を待っているほか、運河の南・北側入り口近辺でも数十隻の船舶が進入待ちとなっているもよう。
また、石油分析会社の情報では、約1300万バレルの石油を積載したタンカー10隻の運航に影響が及ぶ恐れがある。
国際物流に混乱を来すとの懸念から、原油先物相場は2%超上昇した。
スエズ運河は欧州とアジアを結ぶ最短航路で、2000年には約1万9000隻(1日当たり51.5隻)が通過した。』
たった一隻の船が運河で座礁しただけでも、影響は非常に大きいのです!!
特に現代社会の日常とは、ほんの僅かな事故や事件で大きく揺らぐ!!
スエズ運河船舶座礁事故で痛感!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/66/01a33c47377aaa10d171dd4a96b1322c.jpg)
座礁した「エバーギブン」(左上の画像、そしてMAPの赤丸)と、スエズ運河を航行しようとする船舶などの位置情報MAP
出典:藤原直哉氏ツイッター rt画像
『スエズ運河での巨大コンテナ船座礁事故、航路の大渋滞が起きてる』
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津波や地震による交通通信網の遮断で起きた食料や灯油・ガソリン・軽油などの供給不足。
そして避難先の不足やトイレ不足。
その他多くの問題が一気に発生しました。
筆者もいつも住む地域での突然の地震と停電の中、幸い1日で停電が収まりましたが、電気の供給が回復されるまでじっと耐え続けた事を昨日のように思い出します。
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3月24日18時23分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「座礁船、スエズ運河ふさぐ 愛媛県の正栄汽船が所有」の題で次のように伝えました。
『【カイロ=佐藤貴生】エジプト北東部のスエズ運河で23日、大型のコンテナ船が座礁して運河をふさぎ、多くの船が航行不能になった。強風や砂嵐が原因とみられ、管理当局はタグボートなどを使って復旧作業を試みている。コンテナ船は全長約400メートル、幅約60メートルの「エバーギブン」で、愛媛県今治市の船舶会社「正栄汽船」の所有。中国からオランダ・ロッテルダムに貨物を運搬していた。スエズ運河はアジアと欧州を結ぶ海運の大動脈で、航行の正常化には数日かかるとの見通しもある。』
スエズ運河は正に、パナマ運河、ドーバー海峡、マラッカ海峡、東京湾の浦賀水道と並ぶ海上の大動脈そのものであり、かつての中東戦争ではエジプトとイスラエルとの戦いで「最前線」になった地域でもあります。
その運河は航行不能になっただけでも、世界的規模での大きな、大きな大損失が発生するのです!!
ロイターが同日午後11時49分(23時49分)に「スエズ運河で大型船座礁、往来の遮断継続 近く解消との情報も」の題で次のように伝えました。
『[カイロ 24日 ロイター] - 世界の海上輸送の要衝であるエジプトのスエズ運河で23日、大型コンテナ船が座礁し、約1日半にわたり運河をふさぎ、他の船舶が通航できない状態となっている。
しかし、中東地域の海運事業者によると、24日時点で同船の一部が浮き始めており、運河の遮断が近く解消される可能性がある。
スエズ運河当局によると、座礁したのは全長400メートルの「エバーギブン」で、強風と砂嵐によって操舵不能に陥ったことが原因とみられる。乗組員に負傷者は出ていないほか、海洋汚染につながる損傷もないという。
エバーギブンは台湾の長栄海運(エバーグリーン・マリン)がリースし、べルンハルト・シュルテ・シップマネージメント(BSM)が技術管理を行っている。
関係筋によると、現時点でエバーギブンの北方には少なくとも30隻、南方には3隻の船舶が通航を待っているほか、運河の南・北側入り口近辺でも数十隻の船舶が進入待ちとなっているもよう。
また、石油分析会社の情報では、約1300万バレルの石油を積載したタンカー10隻の運航に影響が及ぶ恐れがある。
国際物流に混乱を来すとの懸念から、原油先物相場は2%超上昇した。
スエズ運河は欧州とアジアを結ぶ最短航路で、2000年には約1万9000隻(1日当たり51.5隻)が通過した。』
たった一隻の船が運河で座礁しただけでも、影響は非常に大きいのです!!
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座礁した「エバーギブン」(左上の画像、そしてMAPの赤丸)と、スエズ運河を航行しようとする船舶などの位置情報MAP
出典:藤原直哉氏ツイッター rt画像
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