今年の梅雨はあなたの地域では、如何でしょうか。
本記事の執筆時点で梅雨がはっきりしない北海道と梅雨が明けた地域を除き、大雨等梅雨の天候に当たる日々が多いこの時季、蒸し暑いですね。
筆者より心からお見舞い申し上げます。
さて、筆者の住む東北の山形ですらも、3年前の集中豪雨や河川氾濫を思い出させる集中豪雨が6月28日に観測されました。
6月28日18時49分に日本気象協会tenki.jpが「山形県東根市付近で1時間に約110ミリ「記録的短時間大雨情報」」の題で次のように伝えました。
『(前略)
レーダーの解析で、山形県東根市付近では、28日18時30分までの1時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
大雨による土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒してください。土砂災害や浸水の危険のある場所にお住まいの方は、あらかじめ決めておいた避難場所まで移動することがかえって危険な場合もあります。そのような場合は、近隣のより安全な場所や2階以上の部屋など、少しでも安全な場所へ移動しましょう。
(以下略)』
今年も、このような記録的短時間大雨情報など、既に各地で出される事態になっている事は、貴方や貴女もご承知かと存じます。
我が日本に限らず、今年も世界各地で高温傾向が続き、米露中や欧州、ベトナムや台湾ですらも記録的な高温観測等の報道があります。
これらへの備えは、やはり安全保障面での協力強化が不可欠です。
同日20時05分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「日米豪、災害対応でも連携 演習で多国間調整を訓練」の題で次のように伝えました。
『大規模災害の発生時、他国といかに連携し、効果的な初動対応につなげるか。26日から始まった自衛隊の令和5年度統合防災演習(JXR)には今回、オーストラリア軍が初参加した。従来参加してきた在日米軍も含め、日米豪が築く強固な関係性は、安全保障環境が厳しさを増し、自然災害も激甚化するインド太平洋地域の「要石」となる。
28日午後、防衛省内の会議室に自衛隊統合幕僚監部、在日米軍司令部、豪軍統合作戦本部のスタッフが集まった。発災後、米豪両軍が派遣する救援部隊と自衛隊の活動を振り分ける「多国間調整所」の運営訓練だ。調整では被災空港の優先復旧順や、航空機・船舶での支援が到着する見込みなどを共有し、効果的な部隊展開を目指した。
今年度のJXRは、日向灘を震源とした南海トラフ巨大地震による甚大な被害への対応が主眼だ。
東日本大震災の際は、内陸部から伸びる東西方向の道路を切り開き、津波で大きな被害を受けた沿岸部に救援隊や物資を輸送した。南海トラフ地震の場合も各地で同種の計画が立案されているが、想定される被災地は関東から九州にかけて広範囲にまたがり、沿岸部や離島などで交通網が途絶し、孤立状態に陥るケースは避けられない。発災後には警察、消防や国内外の民間団体が被災地に向かうが、自己完結可能な軍隊の果たす役割は初動対応で極めて大きい。
各国軍から救援部隊の派遣が見込まれるが、効果的な運用には調整が欠かせない。過去のJXRでは在日米軍との2国間で手順などの確認を行っていた。ただ、自衛隊では多国間での訓練が必要だとして、各国に参加を打診していた。豪軍の参加は、政府が令和4年に閣議決定した国家防衛戦略で「日米防衛協力に次ぐ緊密な協力関係」と位置づけた日豪両国が災害対応でも協調した形となる。
今回の運用訓練は諸外国の関心も高く、中国など計16カ国の在京武官が訓練を聴講した。
JXRは日本が被災国で他国を受け入れる想定だが、地震が多発し、「台風銀座」でもあるインド太平洋地域の特性を踏まえれば逆の展開もあり得る。多国間調整プロセスの洗練は発災後の救援に大きなプラスとなる。特に日米豪3カ国は装備・人員面で地域屈指の能力を有するだけに、連携が深まる意義は大きい。(中村雅和)』
年々高まる集中豪雨等の酷さには日米豪等の連携が効果的
集中豪雨等の大規模災害等が頻発する現在、更なる国際的連携も不可欠です!!
6月28日夕方の山形県東根市付近の雨量観測画像
出典:日本気象協会tenki.jp
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筆者より心からお見舞い申し上げます。
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6月28日18時49分に日本気象協会tenki.jpが「山形県東根市付近で1時間に約110ミリ「記録的短時間大雨情報」」の題で次のように伝えました。
『(前略)
レーダーの解析で、山形県東根市付近では、28日18時30分までの1時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
大雨による土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒してください。土砂災害や浸水の危険のある場所にお住まいの方は、あらかじめ決めておいた避難場所まで移動することがかえって危険な場合もあります。そのような場合は、近隣のより安全な場所や2階以上の部屋など、少しでも安全な場所へ移動しましょう。
(以下略)』
今年も、このような記録的短時間大雨情報など、既に各地で出される事態になっている事は、貴方や貴女もご承知かと存じます。
我が日本に限らず、今年も世界各地で高温傾向が続き、米露中や欧州、ベトナムや台湾ですらも記録的な高温観測等の報道があります。
これらへの備えは、やはり安全保障面での協力強化が不可欠です。
同日20時05分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「日米豪、災害対応でも連携 演習で多国間調整を訓練」の題で次のように伝えました。
『大規模災害の発生時、他国といかに連携し、効果的な初動対応につなげるか。26日から始まった自衛隊の令和5年度統合防災演習(JXR)には今回、オーストラリア軍が初参加した。従来参加してきた在日米軍も含め、日米豪が築く強固な関係性は、安全保障環境が厳しさを増し、自然災害も激甚化するインド太平洋地域の「要石」となる。
28日午後、防衛省内の会議室に自衛隊統合幕僚監部、在日米軍司令部、豪軍統合作戦本部のスタッフが集まった。発災後、米豪両軍が派遣する救援部隊と自衛隊の活動を振り分ける「多国間調整所」の運営訓練だ。調整では被災空港の優先復旧順や、航空機・船舶での支援が到着する見込みなどを共有し、効果的な部隊展開を目指した。
今年度のJXRは、日向灘を震源とした南海トラフ巨大地震による甚大な被害への対応が主眼だ。
東日本大震災の際は、内陸部から伸びる東西方向の道路を切り開き、津波で大きな被害を受けた沿岸部に救援隊や物資を輸送した。南海トラフ地震の場合も各地で同種の計画が立案されているが、想定される被災地は関東から九州にかけて広範囲にまたがり、沿岸部や離島などで交通網が途絶し、孤立状態に陥るケースは避けられない。発災後には警察、消防や国内外の民間団体が被災地に向かうが、自己完結可能な軍隊の果たす役割は初動対応で極めて大きい。
各国軍から救援部隊の派遣が見込まれるが、効果的な運用には調整が欠かせない。過去のJXRでは在日米軍との2国間で手順などの確認を行っていた。ただ、自衛隊では多国間での訓練が必要だとして、各国に参加を打診していた。豪軍の参加は、政府が令和4年に閣議決定した国家防衛戦略で「日米防衛協力に次ぐ緊密な協力関係」と位置づけた日豪両国が災害対応でも協調した形となる。
今回の運用訓練は諸外国の関心も高く、中国など計16カ国の在京武官が訓練を聴講した。
JXRは日本が被災国で他国を受け入れる想定だが、地震が多発し、「台風銀座」でもあるインド太平洋地域の特性を踏まえれば逆の展開もあり得る。多国間調整プロセスの洗練は発災後の救援に大きなプラスとなる。特に日米豪3カ国は装備・人員面で地域屈指の能力を有するだけに、連携が深まる意義は大きい。(中村雅和)』
年々高まる集中豪雨等の酷さには日米豪等の連携が効果的
集中豪雨等の大規模災害等が頻発する現在、更なる国際的連携も不可欠です!!
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出典:日本気象協会tenki.jp
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