戦略、という言葉、貴方も貴女も、仕事や報道等でよく耳にされるでしょうね。
例えば、マーケティング戦略、事業戦略、広告戦略、などが多くビジネスやそれに関する書籍やWEBサイト等で取り扱われます。
さて、そのような目線で言うならば、今回のロシアによるウクライナ侵攻という侵略戦争にて、ロシアやロシア軍は、何が間違っているのでしょうか??
あなたはお分かりでしょうか。
答えは、戦略失敗、そのものなのです!!
例えば、ツイッターで面白い論調を見つけました。
5月30日に「広瀬 進 本物です👍」さんが、次のように論じていました。
『ロシア 特別軍事作戦の全貌
1.ドンバス地方のウクライナに依る殺戮行為から同胞を守る。
2.ウクライナのナチ化を防ぎ、ウクライナ人を解放する。
3.NATOの東方拡大を止める。
1と2は、真っ赤な嘘。嘘。
目的はウクライナの豊富な穀物や金属の強奪が目的だった!穀物に続き、金属迄持ち去る。』
『3.NATOの東方拡大は、すんません、自業自得でした。フィンランドやスウェーデンもNATO加盟を表明。
「あなた方のせいです。鏡を見なさい」
とは、良く言ったものです。
また、自分達で9程破壊し尽くしたセベロドネツクを掌握して、何のメリットが得られるのだろうか?』
正に、その通りのご指摘です!!
つまり、ロシアは自分達の言い分での「戦略」すら守らず、いや、守れないお題目を戦略にした時点で、戦略、大戦略のレベルで大失敗をしているのです。
勿論、それはロシアの最高指導者、プーチン大統領の責任ですが。
ロシアのことわざに、「厚かましさは第二の幸福」というものがあるそうで(皮肉と批判の棒読み)。
更に、現在はSNSが発達している故に、戦乱の情報がすぐ流れ、戦闘に利用されている現実があります。
同日、在日ウクライナ人のナザレンコ・アンドリー氏は自身のツイッターで次のように述べています。
『実家から数百メトルの高層マンションについ先程ミサイルが当たって、火事が始まった。
実家の窓からの動画も持っているが、ミサイル攻撃最中に当たった場所の写真•動画をアップすると、敵軍のAIや監視者に見つかり、射撃調整に使われるので、すぐにアップできません。
でも近かった…』
『SNSの投稿やニュース報道は砲撃の精度調整に使われることを知らない人はまだ意外と多い。戦時に欠かせない知識なので改めて…
公開禁止事項
①自国軍の移動と検問所
②着弾の位置がわかる画像
③破壊の程度
できるだけ速く情報を流そうとする両側メディアやブロガーのせいでの被害拡大の実例は山程』
これらのご指摘、肝に銘じたいですね。
さて、そのような中、注目されるのが戦略的発信です!!
5月29日20時42分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「防衛省、戦略的発信を強化「近日中にミサイル」」の題で次のように指摘しました。
『防衛省が情報を積極的に発信し、自国に有利な環境をつくる「戦略的コミュニケーション」に本格的に乗り出している。北朝鮮が25日に発射した弾道ミサイルについて、岸信夫防衛相は5日前に「近日中に可能性がある」と説明し、これまでの慎重姿勢から一転した。防衛省は昨年8月ごろから部局横断型のチームで情報発信を強化。今回の発信の効果などを分析し、精度を上げたい考えだ。
「近日中に長射程の弾道ミサイル発射を含め、北朝鮮がさらなる挑発行動に出る可能性がある」。岸氏は20日の記者会見でこう言及した。核実験については7日に「早ければ今月中にも準備が整う可能性はある」とも述べていた。
戦略的コミュニケーションで先行する米国は、ロシアによるウクライナ侵攻で政府高官らが侵攻開始時期などの情報を頻繁に発信。ロシアの偽情報を事前に打ち消して抑止を図るなど積極的な情報戦を展開した。
日本でも、平成30年策定の防衛計画の大綱で「自衛隊の部隊による活動を含む戦略的なコミュニケーションを外交と一体となって推進する」と明記し、防衛省は部局横断型のチームを設置していた。
同省は昨年8月、英国海軍空母「クイーン・エリザベス」など空母打撃群が寄港した際に行った日米英蘭共同訓練の内容について、交流サイト(SNS)上で中国語と韓国語で発信し、取り組みを始めた。当時は中国と北朝鮮を念頭に日米英などの結束をアピールする狙いを込めた。
ただ、内部情報の公表は手の内を明かすことで情報が得にくくなるリスクもあり、これまで慎重姿勢だった。現状では米国の発信に追随している感も否めず、「始めたばかりで試行錯誤の段階」(同省幹部)だ。同省は発信に対する相手国の受け止め方を分析し、今後の内容について検討を加えていく方針だ。』
正に、この記事が指摘している我が日本の方針で良いかと存じます。
あなたも覚醒!!
ロシア軍から学ぶ我が日本の自主外交・防衛強化の方向性7 戦略的発信
大切です!!
戦略的発信の実例
出典:5月26日付け防衛省・自衛隊ツイッター
『5月25日、 #航空自衛隊 のF-15戦闘機は、日本海空域において米空軍F-16と日米共同訓練を行い、高度戦術技量と相互運用能力の強化を図りました。日米は、我が国の防衛及び地域の平和と安定の確保のために、平素から緊密に連携し、あらゆる事態に即応するため、万全の態勢を期しております。』
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さて、そのような目線で言うならば、今回のロシアによるウクライナ侵攻という侵略戦争にて、ロシアやロシア軍は、何が間違っているのでしょうか??
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例えば、ツイッターで面白い論調を見つけました。
5月30日に「広瀬 進 本物です👍」さんが、次のように論じていました。
『ロシア 特別軍事作戦の全貌
1.ドンバス地方のウクライナに依る殺戮行為から同胞を守る。
2.ウクライナのナチ化を防ぎ、ウクライナ人を解放する。
3.NATOの東方拡大を止める。
1と2は、真っ赤な嘘。嘘。
目的はウクライナの豊富な穀物や金属の強奪が目的だった!穀物に続き、金属迄持ち去る。』
『3.NATOの東方拡大は、すんません、自業自得でした。フィンランドやスウェーデンもNATO加盟を表明。
「あなた方のせいです。鏡を見なさい」
とは、良く言ったものです。
また、自分達で9程破壊し尽くしたセベロドネツクを掌握して、何のメリットが得られるのだろうか?』
正に、その通りのご指摘です!!
つまり、ロシアは自分達の言い分での「戦略」すら守らず、いや、守れないお題目を戦略にした時点で、戦略、大戦略のレベルで大失敗をしているのです。
勿論、それはロシアの最高指導者、プーチン大統領の責任ですが。
ロシアのことわざに、「厚かましさは第二の幸福」というものがあるそうで(皮肉と批判の棒読み)。
更に、現在はSNSが発達している故に、戦乱の情報がすぐ流れ、戦闘に利用されている現実があります。
同日、在日ウクライナ人のナザレンコ・アンドリー氏は自身のツイッターで次のように述べています。
『実家から数百メトルの高層マンションについ先程ミサイルが当たって、火事が始まった。
実家の窓からの動画も持っているが、ミサイル攻撃最中に当たった場所の写真•動画をアップすると、敵軍のAIや監視者に見つかり、射撃調整に使われるので、すぐにアップできません。
でも近かった…』
『SNSの投稿やニュース報道は砲撃の精度調整に使われることを知らない人はまだ意外と多い。戦時に欠かせない知識なので改めて…
公開禁止事項
①自国軍の移動と検問所
②着弾の位置がわかる画像
③破壊の程度
できるだけ速く情報を流そうとする両側メディアやブロガーのせいでの被害拡大の実例は山程』
これらのご指摘、肝に銘じたいですね。
さて、そのような中、注目されるのが戦略的発信です!!
5月29日20時42分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「防衛省、戦略的発信を強化「近日中にミサイル」」の題で次のように指摘しました。
『防衛省が情報を積極的に発信し、自国に有利な環境をつくる「戦略的コミュニケーション」に本格的に乗り出している。北朝鮮が25日に発射した弾道ミサイルについて、岸信夫防衛相は5日前に「近日中に可能性がある」と説明し、これまでの慎重姿勢から一転した。防衛省は昨年8月ごろから部局横断型のチームで情報発信を強化。今回の発信の効果などを分析し、精度を上げたい考えだ。
「近日中に長射程の弾道ミサイル発射を含め、北朝鮮がさらなる挑発行動に出る可能性がある」。岸氏は20日の記者会見でこう言及した。核実験については7日に「早ければ今月中にも準備が整う可能性はある」とも述べていた。
戦略的コミュニケーションで先行する米国は、ロシアによるウクライナ侵攻で政府高官らが侵攻開始時期などの情報を頻繁に発信。ロシアの偽情報を事前に打ち消して抑止を図るなど積極的な情報戦を展開した。
日本でも、平成30年策定の防衛計画の大綱で「自衛隊の部隊による活動を含む戦略的なコミュニケーションを外交と一体となって推進する」と明記し、防衛省は部局横断型のチームを設置していた。
同省は昨年8月、英国海軍空母「クイーン・エリザベス」など空母打撃群が寄港した際に行った日米英蘭共同訓練の内容について、交流サイト(SNS)上で中国語と韓国語で発信し、取り組みを始めた。当時は中国と北朝鮮を念頭に日米英などの結束をアピールする狙いを込めた。
ただ、内部情報の公表は手の内を明かすことで情報が得にくくなるリスクもあり、これまで慎重姿勢だった。現状では米国の発信に追随している感も否めず、「始めたばかりで試行錯誤の段階」(同省幹部)だ。同省は発信に対する相手国の受け止め方を分析し、今後の内容について検討を加えていく方針だ。』
正に、この記事が指摘している我が日本の方針で良いかと存じます。
あなたも覚醒!!
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戦略的発信の実例
出典:5月26日付け防衛省・自衛隊ツイッター
『5月25日、 #航空自衛隊 のF-15戦闘機は、日本海空域において米空軍F-16と日米共同訓練を行い、高度戦術技量と相互運用能力の強化を図りました。日米は、我が国の防衛及び地域の平和と安定の確保のために、平素から緊密に連携し、あらゆる事態に即応するため、万全の態勢を期しております。』
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