小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

三月六日

2016-06-03 | 嘉永四年 辛亥日記
  
今日も曇る。
酒井省安から手紙に添えて物が送られる。
沼野藤白が墨一挺としおりを持参する。
昨日は古岳が竹田小柄の絵と手紙を持参した。
夕方、了吉が遠藤一郎の花見に来てくれとの手紙を持って来た。
忙しかったが行く。
初めての槍の稽古に岩一郎を連れて行き、そのまま遠藤へ行った。
その前に上田忠左衛門が来たので花見の話をして誘いに来たのだが先に行く。
市川も遠藤に行く。
夜は宿で会を行う。真善等も来る。
主人はおおいに酔って遠藤の家来が送ってきた。すし少々が土産。


コメント
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