小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

三月十日 

2016-06-09 | 嘉永四年 辛亥日記
 
廻状(知り合いへの回覧板のようなもの)を安田鉄助へ回す。
田中からイサがくる。明日あら浜に行くのでみんなもお出でとのこと。
返事をする。
上九がきて魚二尾、3匁8分なり。
それを田中へ持たせて足る。キス二尾はわが家用。
中沢沢之助がきた。
酒を出す。すし1匁5分のを木本屋へ取りにやる。酒は昨日取ってある。
沢之助は秀助と改名したが、また実名をつけてくれとのこと。
火の性で親は忠義というらしい。
中沢は4時頃帰った。
鈴木へ祝いの歌と手紙を遣わした。
夜、会があるので千太郎方へ行く。真善が筍3本くれた。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする