すべてを、あるがままに受け入れること。750年を経て甦る、道元禅師の世界
出演:中村勘太郎、内田有紀 監督は高橋恵子の旦那高橋伴明で道元の母である。
映画初出演となる中村勘太郎。役作りは徹底的に行われ、撮影の4ヶ月前から永平
寺で体験修行を敢行。座禅や掃除、読経など、寺の僧侶たちと同じ修行をし、道元
禅師の教えを体で感じとった。そして中国語を半年間かけて基礎から勉強。その姿
は歌舞伎公演中にたびたびみられた光景で、ちょっとした噂になっていたそうだ。
ただ座るのみ。「只管打座」だかんだざの教えをもって、民衆はもちろん権力者も
救済していった道元禅師の姿は今の世の中にも求められる救世主とだぶる。米国で
はもうジキ大統領バラク・オバマ。我が日本では全膳禅善然前判りません。