今日も寒いが晴れて雪は降っていない。メジロが蝋梅を啄ばみそれを猫達が見て
いる。写真の整理をしている。先日の雪景色が懐かしい。トンネルを抜けると雪国
だった。自分が小説の主人公になって、雪景色を見るのが好きである。しかし雪国
、北国の小説の殆どが暗いイメージが付きまとう。客観的にみるのは好きだけれど
生活する自身がない。しかし富山など日本の中でも住みやすい県だと言う。食べ物
が美味しい、物価が安い、生活も安定している。県民が暮らしやすいという。他県
から見ても判る気がする。時代にあまり左右されないからだと思う。マンションが
少なく防風林に囲まれた大きな戸建て住宅、美味しい魚、温かい温泉、昔の日本が
残っている。都会の生活を味わった我々には、何か寄せ付けない自然がある。今度
は本物の蜃気楼をみたいものだ。