サラリーマン最後の職場は駅近くだった。通勤に便利で救われた。朝は人形を
をみて、帰りは時々買い物をして帰るそんなサラリーマン時代がまだ5年前なの
だ。もう10年は過ぎたように思うそれは街が変わり、世の中も大きく変わった
からだろう。実際、昔のテンポより倍の速さで過ぎて行くのが実感である。僕は
少しでも世の中において置かれないようにと、月に一度は都会へ、年2回は旅行
へを心がけている。でも夜景はこのところ中々見る機会に恵まれない。大病をして
から夜の街を避けているのかもしれない。夜の街にはアルコールがつき物であり、
人づきあいが異常によくなる癖が、未だに表われるのが怖いからだ。多分これが
病気の原因だろう。ビール、ワイン、酒、焼酎と気分がいいとはしご、そして誘わ
れたら食事、ぜんざい、タバコとなんでもござれである。帰りの電車の中でゲエ・
ゲエ~これじゃ体にいいわけありません。みんなと飲んでる時は愉快なので、宴会
部長とおだてられ張り切っていた。そんな過去が甦る。