映画「剣岳」~点の記~を観賞。登山家でもなく山登りに自信もない
が、何となく興味が湧いてみにいった。剣岳「点の記」とはなんだろう
かにも興味が湧いた。そして今年行った富山魚津からみた、立山連峰
が懐かしい。またいつの日か行った室堂も懐かしい。しかし一番の
問題は、「誰もが結果を急ぎ、効率が優先される今の時代に、信念
と勇気を持って挑んだ」「決して名誉のためでもなく、利のためで
もない。仕事に誇りをもって挑む男たち。いま、わたしたちが失く
しつつある、日本人の心の物語である。」など映画評に動かされた。
原作は新田次郎で今の社会への警鐘である。いつも平日は空いてい
るのが普通なのに、最近の高齢者の登山ブームのためだろうか?
満員で前から3列目、実際さながら仰ぎ見るように見た「剣岳」
だった。