タワゴト日記

 未来は無限にあると思っていたが、有限を
感じさせる世の中、光をツールに少しでも楽しい毎日でありたい!

一命

2011年10月17日 | Weblog


 ウィークデイである。年配者ばかりである。男女半々といった

ところか?若い俳優・瑛太の演技も光った。歌舞伎役者海老蔵の

目力、ベテラン役所広司と皆凄い迫力だった。

まさにこれぞ日本映画、カンヌ国際映画際出品、世界の最高賞部門

20作品に堂々選出である。

わが人生、男として海老蔵の「正義」、瑛太の「家族」、役所の

「名誉」と何か一つでもいい、命をかけて守ることができるだろうか?

これは時代劇であるけれど、日本人に今必要なものがこの映画から

伝わってくる、怒り、家族愛、そして優しさが・・・。

この映画を見る前、「人生下り坂、最高?」これで納得していたが?

瑛太の切腹シーンさぞ痛いだろうなあ!見ているだけで痛くなった。

武士はこんなに痛くても、格好良く死ぬのだ。

監督・三池崇史、前作大傑作「十三人の刺客」に続いて、偉大な作品に

真正面から挑み、堂々と乗り越えてみせた、これぞ正しい時代劇

アップデート!(映画館パンフレットより)