「品川すさき」
目黒川の河口に位置し、風光明媚な地として愛された品川洲崎は、天王洲は兜島とも称された。中央に見える小さな嗣は洲崎弁天堂で、海上の島に祀られているため俗に「浮弁天」とも呼ばれ、寛永3年(1626)に沢庵禅師が弁財天を祀ったのが始まりといわれる。現在の利田神社にあたる。画面右端に架かる鳥海橋を渡ると、対岸には品川宿の料亭の一部が見える。品川は、旅龍などでにぎわった。上方右に台場、沖には弁財船が点在している。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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