「本庄宿」 神流川渡場
神流川は武蔵と上野の国境をなし、武州側より対岸の新町を望むところを描く。両岸に立つ、常夜燈は3代目戸谷半兵衛こと光寿が寄進したもので、夜に川を渡る人のために、建てられたもので、現在本庄側のものが二重の台座の上にのる四柱宝形造の灯寵で、この絵のものとは形が違っている。背景の山は上毛三山でありこの付近では、日光の山々、赤城山・榛名山が手にとるように美しく眺められるが、その山々を遠景に、広々とした河流をいかにも雄大に描く。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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