ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

今年もリドミニプランナーを買いがてら大江戸骨董市に、でもこの骨董市は久しぶり

2012-11-21 17:53:41 | 街めぐり

 昨年は東京フォーラムの広場が改修工事中で大江戸骨董市は休止となっていて空振りしてしまったが、今回は事前にネットで第三日曜日の開催を確認して、来年のリドのミニプランナーを銀座のITOYAで買いがてらに足を延ばしてみようかと、この骨董市にはその時のもっと前も暫く遠のいていたから休止を知らなかったわけで、僕の記憶では二年ぶりぐらいになるような、まず買うものは無いだろうが都心を歩き回るには何か楽しめることも組み入れておかないとねぇというわけで。冒頭写真は有楽町側の入口から見た大江戸骨董市の様子である。

 銀座に着いたらまずは用件を済ましておこうと開店して間もなくの文房具の老舗ITOYAに向かい、丸の内の支店が閉店してしまったから骨董市会場からはやや離れたこちらの本店ではリドミニプランナーだけを買っただけで、まだ人出は少ない時間帯のギンブラとシャレこんで東京フォーラム方面まで歩くことに。このITOYAの周辺には今や海外のブランドのビルが四つもあるんですねぇ、ITOYAを挟んではブルガリとティファニーが、道路の反対側にはカルティエとダンヒルと、ほかにも別の通りには有名ブランドがこぞってギンザに進出しているそうだが、車もベンツやBMWがこの街にも氾濫しているように、日本人が舶来ものに弱いのは明治の欧化主義以来の習い性となってしまっているんですかね。このあとに向かった大江戸骨董市でも西洋アンティークが多くて、これも同じことかと和様を好む僕には全く興味はないことではあるが。

                          左手のツリー状に隠れているのがITOYA

 途中にはアンテナショップがいくつかあるからそれらも覗いていくのも面白いのだが、この日は女房が一緒じゃないから何か買って帰ったりしたら、また余分なものをと叱られるのがオチだから素通りすることに。

                            わしたショップとまるごと高知が並ぶ

 11時前には旧都庁の跡に建つ東京フォーラムに、ここの中庭と言ってもかなり広い広場では第一と第三日曜日に大江戸骨董市が開催されていて、都内中心部の青空市だから毎回賑わっていて、場所柄からか外人客も多く見られるからそれこそ国際フォーラムと化しているわけだ。この日も早くから大変な賑わいで和洋さまざまの骨董店が並べる品をスンナリとは見て回れないほどであったが、それでも西洋アンティークと古着物などの店は省略して、やや早目に一通り眺めつつ歩き廻ったら一時間半ほども、出店者の顔ぶれは見覚えのある顔も見られたがかなり入れ代りもあるようで、最近は若い人も増えているんですねぇ、どちらかというと若手は西洋ものを扱うのが多いけれど。

 今回はこれというのはあまり無くて、でもせっかく来たからには安い物ならひとつぐらいと、本当は郷土玩具で面白い物が無いかと探したのだが目ぼしいものは見当たらず、一つだけ土人形や張子などの玩具だけを並べる店があって、その店主を見たらこれがヒゲモジャの外人とはねぇ、確か彼はほかの骨董市では古い木工品を扱っていたんじゃなかったかと、変な外人さんにはまた会おうねと、次回は何を売っていますかねなんてね。ということでちょっと手が込んだ仕上げの写真立てみたいなフレームに入ったイスラム細密画みたいなものが目に留まり、これは何かと訊いたらよく分からないらしいから半値以下に値切って手打ち、これでこのあとの昼飯は2ランク下げることにしたわけだが、帰ってから我家にあるオスマントルコの本を切り取った絵と比べると見劣りする、まぁ値段からはしょうがないか。

                            

                            

                            

 やや遅昼となったがどこで食べようかと、日曜日は安い旨いというような店はやっていないところが多くて、その他の店でもお得な平日ランチもないからと、それで思いだしたのが北電が運営している八重洲の北海道フーデスト、そこに併設のレストランは北海道名物のメニューが揃っていて安いということでどんなもんかと初めて行ってみた。

 来てみたらこちらは有楽町の交通会館にある北海道アンテナショップどさんこプラザよりも大きい店で、民間企業がやっているだけに商売に力コブが入っている感じ。併設の北海道チューボーというレストランはセルフとなっているがメニューは多くて、いわゆる北海道の定番料理は一通りそろっている感じ、値段も安いですねぇ、これなら平日には周辺の勤め人にも人気じゃないですかね。海鮮物やジンギスカンなどの肉物などは敬遠して、まだ食べたことが無いものでスープカレーか旭川ラーメンのどちらにしようかと、やはり骨董市の買物分を差し引いた値段となると安い方の旭川ラーメンと決定、実は土日の朝は和食で大盛りご飯を食べるから昼はなるべく軽めにしているんですよ。

                            北海道フーデスト

                                   店前のメニュー看板

 中華屋の麺類はよく食べているのにいわゆるラーメンというのを食べるのは久しぶり、札幌の味噌と函館の塩もあったがそれらは食べたことがあって、豚骨醤油という旭川ラーメンはまだ未食、どんなものかと最初にスープをすすってみたら、やはり豚骨の獣系コク風味で魚介系のものとは違うのだが、九州系統とは全く違うし、やや味が近いかと思う横浜の家系などよりもクセが無くて、クドサがないからこれならアッサリ醤油や中華麺系が好きな僕でもまた食べてもいいなの部類に入る。北海道の三大ラーメンを思わぬところで制覇することができたぞと、次回は女房を連れてきて札幌名物というスープカレーなるものを食べてみようかなとも、ここは偏食の人でも何かは自分好みのものがあるんじゃないかな。

                             旭川ラーメン

 かくてこの日の万歩計は14000歩を超えて、夜はおでんで一杯というのはなんとかカロリーバランスはとれましたかね。


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