山手のメイン通りから左手には港の見える丘公園から横浜市イギリス館と山手111番館があると地図にあったが、この日はあまり遅くならないうちに帰らないといけないととそちらには廻らず、右手にある西洋館だけを見物して石川町駅近くに回遊していくコースを歩くことに。
その最初に現れるのが山手資料館でここは有料、そして山手聖公会が続いてすぐ次にあるのが山手234番館で今回のクリスマス飾りの見物はこちらから、この中で山手西洋館・世界のクリスマス2011という案内パンフレットを貰ったら、全部で八か所の保存西洋館(冒頭写真が山手西洋館マップ)でそれぞれの館のあるじだった人の出身国などに因んで、クリスマスの夜の食卓を中心に各国のイメージにマッチした飾りつけをしているとあった。
山手資料館
山手聖公会
今回立寄らなかったイギリス館は当然にイギリス風に、山手111番館は何故か日本のというのは折鶴で飾る東北応援の気持ちを込めた飾りつけになっていたそうで、これらの催しは12月25日までだそうだから、中華街と元町めぐりにちょっとだけ足を延ばせばこちらにはすぐに来られるから、また出向いてきてもいいかな。
今回我々が見物した六つの西洋館と国と、飾りつけに対する僕のこじつけイメージの組み合わせは以下の通り。
山手234番館 イタリア ヴェネチアガラスと刺繍で飾る
アドヴェントカレンダーが
エリスマン邸 スウェーデン 常緑リース類で飾る
お屋敷の雰囲気
ベーリック・ホール エストニア 格式ある建物内装と大関把瑠都の写真?
水廻り
山手68番館 スイス 日本テニス発祥の地である外のテニスコート?
窓の外はテニスコート
すぐ前にある日本テニス発祥記念館
外交官の家 アイルランド 建物内装と窓からのみなとみらい方面の眺望?
サンルームから眺望が
ブラフ18番館 フランス 明治横浜からの生糸とフランスの織物の歴史を?
保存された西洋館にこれだけの飾りつけの催しがすべて無料でというのは、横浜市は豪気なものだと感心したが、それぞれの施設で案内している人たちはボランティアとしても、維持管理には相当お金がかかるだろうから200円ぐらいは賛助金として徴収してもいいのでは。これまで横浜住民としてこれらの建物を素通りするだけだったのは勿体ないかったものだと、ほかには横浜地方気象台なども平日には無料で見学できるとあったし、裏手の日本最初の洋式公園などに続いては桜道なんていう場所もあったりで、春の桜の頃の散策も計画しましょうかね。
今回我々が歩いた山手の通り沿いには以上の西洋館以外にも開国以来の歴史的建造物がいくつかあって、気が付いて写したものを以下に。この散策の最後のほうには晴天になってきて、もし逆コースで歩いていたら海眺望が素晴らしい港の見える丘公園まで欲張っていただろうな。
カフェのえのき亭
山手カトリック教会司祭館
カトリック山手教会
山手は港の見える丘公園側では海を、今回の散策コースからはみなとみらいなどのビル群の眺めと、やはり高台だから眺望が利く場所が沢山あるからお天気が良い日に歩きたい場所、でもこれらの洋館で優雅に暮らしたであろう人達はまだ大きな建物が少なくてもっと広々とした海から陸地の風景を、さらにもしかしたら富士山などもというような絶景を楽しんだことでしょうね。