この6月に発足した熊本県川柳研究協議会ですが、ここに至るまでの歴史をお伝えします。
県内の川柳団体や個人を統括する組織ができたのは1987年(昭和62年)のことです。
第2回国民文化祭熊本大会の開催にあたり、行政との窓口として「熊本県川柳協会」が結成されました。以来31年間、初代・辛島静府氏、2代目・安永理石氏、3代目・田口麦彦氏、4代目・古閑萬風氏と続き、その間、次のようなさまざまな活動がなされてきました。
・各地吟行会
・川柳愛好家による合同句集『銀杏並木(いちょうなみき)』刊行
・1月または2月に開催の県川柳協会川柳大会(1回~14回)
・機関紙「ひのくに」(年5~8回発行)で5年間情報発信
しかしここにきて、6月5日のブログにもあるように、「私たちの川柳のレベルをアップしよう」「若い力を取り込もう」との意見を受けて、県川柳協会を発展的に解散、新たに発足したものです。新しい試みに挑戦したいと考えています。