「壺」30号(2022.10.10)が発行されました。 熊本番傘お茶の間川柳会
◇巻頭言 代表 黒川 孤遊
日本の文字文化と川柳人の覚悟
川柳は日本独特の短詩文芸の一つであり、表意、表音文字を使い意とすることを表現している。表意・表音という日本独特の文字を守り、育てることは川柳人の責務だろう。AI社会にあって、これまでと違った表意方法が出てくるだろうが、日本の文字文化が化石にならぬよう努めたいものだ。
◇壺の詩 黒川孤遊 選
四捨五入生きるためだとまた捨てる 坂本 一光
笑いなさい心が恋をするように 上田 美知子
うんうんと医者パソコンに逆らわず 村岡 義博
身から出た錆だと影も知っている 小川 清隆
野生化し草に戻ったシクラメン 杉野 羅天
◇私の川柳創世記 宮崎へちま座 藤井 英坊
◇てくてく前号29号鑑賞 栗山 芳彦
◇各月句会 7月、8月(休会)、9月
◇流花 女性川柳家伝 川柳界の純文学者 飯尾麻佐子 黒川孤遊
◇私の好きな川柳 川柳塔の杉野羅天さん(熊本)が、森中惠美子さんら著名な女性作家の知られていない句を紹介している。
◇川柳の教科書 岸本水府の「選者心得・作者心得」より
◇エッセイ 私の書棚から① 川柳、法律、司馬遷など大家族 古閑萬風
※ 句集『親父の独り言』奥村 田子作(私家版)発行 ~妻と長女から父の日に
◇お茶の間の団欒 私とウクライナ 落合 洋人 「第九の怒涛」写真添付
月に想う 潮﨑 紀美代
川柳との出会い 山上 テルヨ
(レポート:草間呱呱)
*購読の申し込みは黒川孤遊(kuromieta@yahoo.co.jp)まで。