♪句あれば 楽し ♪♪

独りよがりのおしゃべりを綴っています
photoと575で、私なりの世界を作りたいと思いつつも・・・

旧閑谷(しずたに)学校

2009年11月18日 | ぶらり散歩 & お出かけ
 どの窓を飛び出すべしやラビリンス


( どのまどをとびだすべしやらびりんす )

旧閑谷学校の講堂の内部です
この中で子供らは、イグサの座布団(円形)を敷いて
孔子など朗誦していたのでしょう
それ以来、300年以上拭き込まれた床板に
紅葉が映ってきれいでした
勉強した後、子供らが、V字型に腰を折って雑巾がけをしたとか
それも、前進するのじゃなくて、後ずさりしながらです 
今でも、児童がここで学習した後は、その雑巾がけをするそうです 

    

さて、今回の旅行
一切のスケジュールが、知らされず、闇将軍のみが差配して進みました
婦人会の会長さんすら、昼食をとる場所も知りませんでした
ですから、何処で頂いたのか、はっきりしないのですが
(姫路の山のほうです。以前は国民休暇村だっとか?)
珍しい物を見つけましたので

ツルムラサキ
ツルムラサキが、お造りのつまに出てきました(はじかみ風に)
さっと湯に通して、薄い甘酢に漬けたのかしら?
かの噂に聞くツルムラサキ。
私の植物 & 料理のおっ師匠さん、ひまわりさんのブログで紹介されて久しい
やっと巡りあえました
ネバネバ感、 確かにありました
ひまわりさんは、 天ぷらにしたそうです



コメント (4)
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閑谷(しずたに)学校

2009年11月16日 | ぶらり散歩 & お出かけ
 賢人の教え写しつ散紅葉


( けんじんのおしえうつしつちりもみじ )

 婦人会で岡山県にある閑谷学校へ行ってまいりました
お天気に恵まれ、ランチも豪華で、楽しい一日でした

閑谷学校は、
池田光政藩主が、1670年に庶民の為に開いた学校です
幼い子供が板の間に座って論語などの勉強をしたのでしょう

その孔子にゆかりのある場所に植えられているという櫂の木
(中国の孔子林からの種から育ったとか)
そのうちの2本が、こちらにあります
その櫂の木の紅葉が、有名です

ブログをしてみると
先週の日曜日が、きれいだったよう
どうだろうか? ちょっと心配しながら

やはり、先週よりは散ってしまって、下の方の枝にわずかに
紅葉が残っているだけでしたが
それでもこの美しさです

ボランティアのおじさまガイドさんのお話も興味深く
句が難産ですが、又、ご紹介したく存じます




櫂の木:トネリバハゼノキ
中国原産のウルシ科の大樹です。 黄蓮樹とも呼ばれます
雌雄異株で、 日本では、湯島他、数ヶ所孔子にゆかりの地に植えられております
こちらの木は、 2本とも雌だそうです


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与謝野晶子

2009年11月04日 | ぶらり散歩 & お出かけ
 髪まとめいしきかいかく我の秋


( かみまとめいしきかいかくわれのあき )

わが市は、かの与謝野晶子が産まれ育った地
彼女の歌碑も沢山あります
由来の場所を訪ねたいと思いながらも、果たせずにおりました

只今、市の特別拝観の真っ最中
彼女に関る場所もあります
を兼ねて行って参りました、昨日。
まず、覚応寺
ここのご住職が、鉄幹と晶子を引き合わせたんだそうです

『その子はたちくしにながるゝくろかみの
        おごりの春のうつくしきかな』


この歌は、 元々は、扇子に晶子が認めたものとか
美しい文字ですが、まあ、か細くて繊細な筆使いだこと
激しい晶子からは、想像つきませんでした



仕上げは、デパートのパネル展を観賞に
余裕で行ったら「今日は後5分ですけど・・・」だって
最終日だったんです
中に彼女の声で、自作の歌を詠んでいる声が流されていて
なかなか素敵でした。
私も、いつかこんな風に広がりのある、歌や句を作りたい思いました
彼女の筆による歌の数々を、衝立にしてあるのも素晴らしかったです

   

彼女のパネル展を巡る女性達
きっと何か触発されたに違いありません
目が輝いておりましたよ
何だかとっても気持ちが高揚してくる空間でした
人生で言うなら、私は、『秋』の真っ只中
もっと早くに、知っていれば、違った人生だったかも

髪をまとめるように、後悔も納得も、ギュっとしばって
風に向かって歩いていくしかありません

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