紅梅に道案内され老いを行く
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こうばいにみちあないされおいをゆく
何か ブログに記そうと思ってたことあったんだよなぁ
で 時間が過ぎました
何だったか?
やっと思い出しました
梅雨前に読破を誓った小説の感想を書くのを失念しておりました
読書が ゆったりできるのは 実家に戻った夜なんです
田舎では 仕事で疲れて 夕飯を食べた後、入浴からほぼ寝室へです
TVも無い部屋で本を開いて そのまま
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一度目覚めて再び本を開いて その後
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ついに 長編「項羽と劉邦」読みきりました
間に三笠宮彬子女王著”赤と青のガウン”や 妹が貸してくれた本も2冊ほど読みつつです
わたし 意外と 合間に別の本も読めるんだと気づいた
秦の始皇帝って、中国の初代皇帝、万里の長城を築いたくらいは、知っていますが
その後の歴史のこと知りません
その興味で 読み始めたのです
始皇帝自身も相当な覇権主義、顕示欲もあるけれど、傍に使える宦官が 問題でした
Yesマンを使っているようで 結局ええようにやられてしまったってこと
紀元前250~200年ころ
日本では 弥生から古墳時代のお話です
中国のお話は スケールが、 違う
兵隊の人数からして想像をこえます
アニメ”キングダム”の映像は 大げさではないんだ
この人たちの食事は どうするの?ですよ
結局、滅ぼした土地で略奪して賄うことになるんです
領地にしたところの元の住人を生き埋めたりする
自分達の土地が 戦場と化さずに暮らせる平穏なんて
珍しいことだったのでしょう
とにかく 食糧確保が 盟主の使命
女性たちの人生は如何に?
夫や父が 役に駆り出された後は どうやって暮らしを立てるのか?
死んだらどうなるのか?
子供を抱えての暮らしは立て直せるのか?
保障のある社会とは思えないし、高収入の仕事も無いだろうし・・・
今の時代だったら、 トランプ、プーチンをはじめ覇権を追うのは項羽タイプ
時流の巡り合わせで 思いもかけず首相になった石破さんは 強いて言えば劉邦かしら
押しが強すぎるのも、末路は惨めなケースになる
ヒットラーみたいに
のらりくらり気の弱い穏やかな人柄の劉邦さんが
終に武勇の項羽に勝利したプロセスのお話です
実は 劉邦さんの奥さんが 酷かったんですよね
(この小説の中では、チラッとしか登場しませんが)
日本では、自然災害や物価高 老後のこと
いろいろ気に入らないことも多いけれど
内戦も無く 食事もやせ衰えることなく食べられる
そんな暮らしを ありがたく思った次第です
”余談ですが”
中学の頃 夏休みの読書感想文の宿題に
本を5冊ほど推薦されたんです
わたしは 中国故事の本を選びました
それが 面白かった
「背水の陣」
「四面楚歌」
この二つは 「項羽と劉邦」にも記載が ありました
「塞翁が馬」も好きな故事の一つです
ハンドルネームも塞婆にしたいところですが、サイババって 昔怪しいインド人が
いたからやめましたのよ
今日の575: 凡庸に極まれりでした
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パソコンは拡大して見てます。
しまそだちさん、読書できていいですね。
読書って、目が良さも必要ですが、落ち着いた環境も必要みたいな。
ご実家はそういう面でもよいのでしょうね。
中国の故事来歴、私も好きです。
みどりさんも 拡大してパソコンみていらっしゃるんですね
連れ合いも、標準では 「見えない!見えない!」って言うてます
最近は 小説より料理の本とか軽い本を手に取っておりましたが
最後になるかもと 長編小説に挑戦しました
読書って 環境によりますね
田舎の家 周囲は 真っ暗で音も無く 環境はバッチリです
中国故事 面白いですよね