生御玉僅かに隠す熱血や
( いきみたまわずかにかくすねっけつや )
熱中症ってこんなん??・・・って経験しました
実家の夏の夜は、クーラーは不要です
と云うか、クーラーや扇風機を点けたまま寝るという発想が、
そも無いのです
田舎へ帰る日は、思いもよらぬ渋滞に巻き込まれ、疲れました
で、お風呂もじっくり長く浸かってしまい、
大阪なら、身体を覚ましてから床に入るのですが
その夜は、バッタンキュウで、熱い身体のまま
眠ってしまいました
やけに、熱いと感じる身体を持て余しつつも
睡魔に打ち勝てないまま、寝間でゴロゴロ、ウトウト
頭の中で熱中症という漢字が、浮かんでは消え、また、浮かぶ
熱中症になったら、点滴するんだろうな
と、思ったところで身体も目が覚めた
人生で経験した点滴は、たった一度だけですが、
あれ苦手なんですよね
あの点滴をするくらいなら、起きてお水飲んでこよう
水を飲んで、寝室に戻ってからが
もう気分が、悪い
五臓六腑に熱がこもって、出て行かない
血液が、ドロってなってきた感じ
ああ、こうやって意識がなくなっていくのだと思った
なんとか、小さな扇風機をつけたまま休んで
翌日、家族の運転手をこなし、墓掃除をかたづけたけれど、
本当は、食欲は無く、立っているとフラフラしていた
その後、2日間、身体が、熱を持ったままだった
熱中症には、事前の対策が、必要と身に沁みて思い知りました
ハグロトンボ
身体が、螺鈿のように美しいのは、雄だそうです