やけど跡うすく残りて五十年
( やけどあとうすくのこりてごじゅうねん )
防衛局長や防衛大臣の無神経の発言に胸を痛めております
特に更迭された局長の言葉には、沖縄だけではなく
日本中の女性が怒っていることでしょう
どんなに酔っ払っても、あの単語が、ふらっと口をついて
出ると言うのが、信じられません
そして、マスコミは、一斉に95年に起こった
アメリカ兵の暴行事件の事を、挙げました
でも、沖縄で事件が起こるたび
話題にあがるこの事件の被害者の事を思うと
胸が詰まるのです
ご本人は、忘れたい事件であるはずなのに
結局、何年か毎に、いやおう無しに思い出さされるでしょう
TVでも、1日中あの事件の話が出ます
あれを止めてあげられないものかと
被害者ご本人やご家族の気持ちを考えると
TVを見るのが悲しくなります
沖縄に係わるお仕事を任じられた方は
心して、彼女を傷つけないように
職務に当たっていただきたい
夏、 元気だった実家の松の一本が
松喰い虫の被害で、枯れてしまいました
荒っぽい切り口なのは、 80歳の母が
鋸で切ったからです
<他の木に伝染したら嫌だったからだって>
こうやって見ると、1本の木の年輪にも、
層が厚い年と、薄い年が、あるのですね
いったい、何があったの?と尋ねてみたいところです
さあ、 私の年輪、何歳の時が厚いのかしら