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銭湯は都市建築。
今日久しぶりに古本屋さんを覗いていたら、面白そうな本がちらほら。どうせ積読でしょ、と自分につっこみつつも、何冊か買ってしまいました。
今回の大物は「図面でみる都市建築の大正」です。ちょっと迷いまして、一度事務所に戻ってネットで相場をチェックして、ややリーズナブルなことを確認、夕方のお散歩ついでに「えいやっ」と購入してしまいました。大正期の建築にはへんちくりんで楽しいものが多いですね。
さて、今回ここでピックアップしたのは「鶴の湯」の立面図で、洋風(バンガロー風)の珍しいもの。建設地不詳ですが、入り口が男女別々になっている事から、関西方面のものかなあ、と思います(東京は入ってから男女に分かれるのが定番なので)。本当に建ったのかな?
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余談ですが、銭湯本といえばやはりこれですかな(と、「銭湯の謎」すら持っていないのに語ったりして)。昔仕事の都合で銭湯を調べようとした時に、この本が出ていれば資料として買ってもらえたのになあ~。
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2CVのヒンジ
シャープでないのに突き抜けている、と言えばシトロエン2CVですが、1948年フランス生まれのこの車というのはなかなか奥深い様です。
写真はieさんの2CVのボンネットなのですが、ヒンジ部にご注目、鉄板を曲げて噛み合わせているだけのシンプルさ、というのは、実は先日のオフの際にieさんに教えていただいたのですが、後日改めて考えれば考える程、変な気がしてきて、止まらなくなりました(笑)。で、写真をじっと見てみると、鉄板の端っこが少し厚くなっているではないですか。だいたい、曲げると言ったってどんな道具を使っているのか、建築関係の板金は「刃先」が入る形でないと曲げられないんで、どうやってカタツムリさんみたいにクルクルと曲げているのやら、いきなり思考の壁にぶち当たってしまったです。
ほんと、(フランス車の?)ものづくりというのは、奥深くて面白いですね。
ケンチクは所詮ローテクだが、やはり工業製品というのは違うわ~。ieさんまた指南してくだされ(平伏)。
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