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てるふぁー

清水港に1928年生まれの「テルファー」というモノが保存されているというので見て来ました。

このテルファーというのは何か、と言いますと、港で使う荷揚げ用のメカのことで、
海と陸を跨いでぐるりんと周回軌道を描いているレールからぶら下がった
「運転手の乗った電動巻き装置」がこれまた荷物をぶら下げて水平移動してゆく一種のクレーン。
当時は木材の荷揚げに使ったらしい。
吊荷の邪魔にならないように鉄塔から腕を伸ばしてレールを吊っているせいか
なにやら無駄にゴツゴツとしているようにも見え、ロシア構成主義的にカッコいいです。

てるふぁー

「テルファークレーン」と言う書き方もあるみたいですが、
この語自体に「ケーブルによる空中高架軌道の小型運搬車」(出典;Yahoo!辞書)という意味があるらしく、
県の近代化遺産関係のHPもきっぱりと「テルファー」とかかれております。

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